お彼岸の風景

2019年9月26日 (木)

心地良い 秋の風

2019年9月26日(木) 秋彼岸最終日

お参りの方も少ないので、お参りにみえた方とはゆっくりお話ができます。
大病を患っておられる方が、お寺にお参りにみえる度に病状をお話くださいます。
その方とは、大病を患う以前からお参りの度にゆっくりお話してきたので、病状のお話も、今までの対話の延長線上にあるような感じで聞いていました。
けれどよく考えてみたら、自分が大病を患って、その病状を誰にでも話すだろうか。やはり話す相手を選ぶだろう。
つまり、お話できる相手として思ってくださっていたんだなぁ、ということを、お話しながら思いました。

などと考えていたら坊守が、「春秋のお彼岸にお参りされて、いつもお話聞かせてくださって、ありがとうございます」と。
同じことを感じていたのだろうか。

するとその方は、
「お話するだけで、気持ちが変わるんですよ^^ お参りできてよかった。ありがとうございます」と仰って帰られました。

自分の中に閉じ籠ってしまうよりも、思いを誰かに話すことができたら、それだけで物事の見方・考え方は かなり変わります。

秋彼岸のお参り、ありがとうございました。

日中の陽射しはまだきついけれど、吹く風は秋のにおいがします。

2019年9月25日 (水)

私がズレていました

門徒さんから球根ごと彼岸花をいただきました。

さっそく墓地の空いている所に植えました。これから花が咲きそうで、楽しみです。

さて、このブログを始めた頃、「夏がどんなに暑くても、どんなに寒くても、彼岸花はちゃんと秋彼岸の頃に決まって花を咲かせます。不思議ですね」なんて投稿をしたことを覚えています。
彼岸花は、夏がどんなに暑かろうが寒かろうが、秋彼岸を迎える前の気温が高くても低くても、律儀にきちんと秋彼岸に咲いていました。
ところがここ数年、彼岸花の咲く時期にズレが生じてきました。
今年は、秋彼岸が終わろうとしている頃になって やっと咲き始めた印象があります(もちろん、とっくに咲いている花もありますが、咲くのが遅い印象です)。

そういえば9月15日の夜、境内で羽化しているセミに遭遇しました。まだ羽化するセミがいて不思議はない時期ではありますが、子どもたちの夏休みも終わって、2学期の生活が始まっている時期に羽化するセミと遭遇すると、「お、まだ地中から出てなかったの!?」って声をかけてしまいました。
子どもたちに声をかけて、羽化するセミの観察をしました。殻から出て来て、きれいな緑色っぽい姿、透明な羽、羽がだんだん大きく広がっていく様子を見ていると、とても神秘的でした。
子どもたちも「がんばれ~」と応援していました。
飛び立つまで見届けることは出来ませんでしたが、翌朝、子どもたちはセミが羽化していた場所でセミの抜け殻を見て、「セミさん飛んでいったんだよね^^」と確認していました。

咲く時期に狂いが生じている彼岸花、暦の上では秋になっているのに羽化を始めるセミ。
注意して観察していると、もっといろいろなもののズレが生じているのかもしれません。
そういえば、台風の発生時期も規模も、数年前とは大きく変わっていますね。

2019年9月23日、ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットで、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(16)が各国政府の気候変動に対するこれまでの取り組みを強い口調でとがめ、対策を加速させるように訴えました。

政治や経済と相談すると、地球温暖化防止への取り組みへの必要性など感じないだろうが、
目の前の大切ないのちや自然と相談すると、地球温暖化の現状に痛みを感じる。
・・・などと書いているけれど、グレタさんのサミットでの演説を聞きながら、私自身をグレタさんの側(これからの地球に生きるいのち)に置いていました。なんて図々しい!! グレタさん言うところの、「若い人々に希望を押し付け、形だけの温暖化防止を叫び、結局何もしてこなかった」のは、この私自身でした。グレタさんたちを裏切り、「よくもそんなことを!!」と言われても仕方のない生き方をしています。

彼岸花やセミの姿に痛みを感じず、自然界にズレが生じている!なんて何か感じているふうなことを書いてきたけれど、ズレを生じさせた張本人でした。

2019年9月24日 (火)

けっきょく、生きている人間の都合なんだなぁと

秋彼岸のお墓参りに見えた方からいただいて質問

「副住職、お墓に水をかけて掃除をしてはいけないって、テレビで放送していたんですけど、ダメなんですか?」

(私)「雨が降ったとき、水かかりますよね」

「あ! そうですね!! 水かけて掃除してもいいですよね。えっと、タワシでこすっていいんですか?」

(私)「お墓の掃除道具にタワシ置いてありますよね。ゴシゴシ磨いてください!!」

「ありがとうございます!!」(^∀^)

時折、お墓参りの作法云々テレビで放送しますが、それが正しいとすると、私は思い切り間違ったことしてます。

水をかけても、タワシで磨いても、タオルでゴシゴシしてもOKです。
そういえば、私が子どもの頃、クレンザーでお墓掃除している人がいたなぁ。
先往く人に対しての思慕の念があるから、お墓の掃除をされるのですから、その想いを大切にしたいと思います。
雨が降ればお墓は濡れます。「お墓に水をかけてはいけません」って言っている人が、お墓に傘をさしに来たことを見たことありません。
いい加減なものです。

でも、お供え物は気をつけてください。お参りの際にお供えしたものは、持ち帰って召し上がり下さい。
たまに置いたまま帰る方がいますが、雨が降ればグチャグチャになりますし、カラスやネコが食してお墓がドロドロになります。今までで一番ひどかったのは、八宝菜を置いて行かれたときです。お参りの方が帰った後、カラスが荒らして、お墓が八宝菜のアンでドロドロになりました。白菜くっつきました。
西蓮寺にお墓があるお施主さん家族は、折に触れて お供え物は置いていかないで下さいとお伝えしているので、置いていく人はいません。亡くなった方の友人や亡き人にお世話になったと仰る方が置いて行かれるのですが、亡き人を想う気持ちがお墓を思い切り汚すことになります(汚れたお墓は掃除しています)。
飲み物の場合。缶や瓶を置いていくと、その跡がお墓に残ります。たまにワンカップのフタを開けて置いていく人がいますが、翌朝、ワンカップの中で大量のアリが溺死しています。お酒の中の糖分に集まってきて溺れるのでしょうね。
お供え物を置いていく人は、その後の顛末を目にすることがありませんから、そんな惨状思いもしないことでしょう。
お供え物は、持ち帰りましょう。

2019年9月23日 (月)

お疲れ様でした

2019年9月23日(月) 秋分の日 秋彼岸お中日

昨日大相撲秋場所が終わりました。
最近はテレビ桟敷で大相撲観戦することもなくなり、スポーツニュースで結果を知るだけでしたが、
GO栄道ファンの友人と知り合いになり、GO栄道LOVEな話を聞いているうちに、私までGO栄道の取り組みが気になっていました。
それだけに、結果的に優勝した力士が、GO栄道との取り組みで変化を見せたことに落胆していました。
GO栄道はじめ、力士の皆様お疲れ様でした。

大相撲は千秋楽を迎えましたが、秋のお彼岸はお中日を迎えたところです。折り返しです。
お彼岸中は、朝6時過ぎから支度を調え、夕方6時に閉門しています。閉門の後、掃除と事務仕事です。
今まではそんなに疲れを感じなかったけれど、50歳手前にして、体のしんどさが変わってきました。今まではササッと動けていたことも、瞬時に動けなくなりました。長女が手伝ってくれるので、すぐに頼ってしまいます。秋彼岸中、夜中に寺報を書いていましたが、疲れと眠さに負けて寝てしまいます。原稿、間に合うだろうか・・・。

なんて、そんな大したことない日常と比べるのも失礼ですが、大相撲の15日間の取り組みは大変です。15日間、心身共に真剣勝負をして、どんなに気をつけていても怪我もすると思います。しかも年6場所で、巡業もあって、体を治す暇もないですよね。
休息の一瞬(ひととき)があるならば、心も体も休めて下さい。
贔屓の力士(選手)がいると、スポーツ観戦も面白くなるものですね。ありがとうございます。

2019年9月22日 (日)

腹立たば

2019年 秋彼岸
お墓参りに見えた方が、お立ち寄り下さいました。

「今年の2月の掲示板のことばね、とてもよかったです」

その、2019年2月のことばとは、

 腹立たば 鏡を出して 顔を見よ 鬼の顔が ただで見られる 

です。

「パッと見たとき、おもしろいこと書いてあるなぁと思ったけど、味わってみると、あぁ、本当にそうだなぁと思いました。
2月の寺報は持ち歩いていて、家族や友人との関係で、ちょっとムッとしたときに ことばを思い返すんですよ。
鬼の顔になっているときって、相手の態度に腹立ているんですけど、
相手に腹を立てさせることって自分もしてるなぁって思うんですよ。
だから、鬼の顔をしているときって、腹を立てさせる相手がまた私の鏡でもあるわけです。
今までムッとしていたようなこともね、いやいや、今鬼の顔をしているぞ!って気付いたら、ちょっと立ち止まれるんですよ。
そうしたらね、なんだか笑顔が増えてきた気がして、友人関係に変化が起きてきた感じがしているんです。
2月のことばのおかげです。ありがとうございます^^」

ということをお話してくださいました。
素敵なお話です。ありがとうございます。

2018年3月21日 (水)

2018春彼岸

春のお彼岸4日目(2018年3月21日)
寒い寒い春彼岸お中日でした。しかも、雪

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数日前から天気予報で「雪が降るかも」と言っていたとはいえ、ちらつく程度だろうと高をくくっていました。
とんでもない 見事に積もりました。
お彼岸中は玄関でスタンバイしていますので、暖房器具さんに頑張ってもらいました 思いがけない出番に、暖房器具もひとつ壊れてしまいました

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荒天の中でも、大勢の方がお彼岸のお寺参りにみえました。大切なお姿を見させていただきました。ありがとうございます。
ご結婚の報告をしてくださった方もいました。嬉しいニュースに心も温まりました。おめでとうございます

玄関で、参拝される方々の姿を見ていて、こんなことを思いました。
例年の春彼岸お中日と比べると参拝者は約半分。それを少ないと感じるのか。
こんな荒天のなか、これだけの方がお参りにみえた たくさんみえたなぁと感じるのか。
同じ状況を見ていても、感じ方は変わるのだなぁ、と。

午後3時過ぎ、降雪の勢いも弱まり、外に出る娘たち。雪合戦をして、雪だるまを作り始めました。もうないだろうと思っていた雪遊びに感激だったようです。私は、寒さに震えながら、ただ見守っていました。子どもって、元気だなぁ

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午後4時頃には雪から雨に変わり、積もった雪もとけてゆきました。
皆様、お風邪召しませんように。

2018年3月20日 (火)

2018春彼岸

春のお彼岸 2日目と3日目(2018年3月19日 20日)
西蓮寺ご門徒の通夜葬儀を、西蓮寺本堂にて執り行いました。
私が小さい頃からお世話になっている門徒さん。
住職が若かりし頃に「同朋の会」(西蓮寺法話会)で話していた頃から聴聞を続けてこられた門徒さん。西蓮寺「同朋の会」を知る最後の方でした。
ここ数年も、年に何度か「西蓮寺聞法会」(今は私が話しています)に足を運ばれました。「家族に内緒で出て来たの」と微笑みながら
いつも綺麗に身支度され、凛とした方でした。聞法会でも感想をお聞かせくださり、有り難いことです。

普段 通夜葬儀の際は、フラットな気持ちでお勤めするように気持ちを落ち着かせるのですが、お通夜の前に棺の中で眠るお顔を拝見し、流石に淋しさと感謝の気持ちで心が揺れ動きました。

お育ていただき、ありがとうございます。阿弥陀さまのお浄土から、これからもお照らしください。
南無阿弥陀仏

2018年3月19日 (月)

2018春彼岸

春のお彼岸2日目(2018年3月19日)
と、次女の幼稚園卒園式

子どもたち一人ひとりに卒園証書を手渡ししてくださり、ありがとうございます。
「ハイッ」という子どもたちの元気な声に、子どもたちの歌声に、思わず目も潤む卒園式でした。
先生方、幼稚園の皆様、お友達、みんなありがとう
長女と次女は3学年離れているので、長女から数えて6年間続けて幼稚園児のいる生活をしてきました。
それも終わってしまうかと思うと、ホッとしたような、淋しいような。
これからが大変なんでしょうけどね。

幼稚園アイテム 担任の先生と保護者との連絡帳「生い立ちの記」
家庭での子どもの様子や先生への質問などを書いて提出すると、先生が子どもの幼稚園での様子や感想や答えなどを書いて戻ってくる連絡帳。
長女年少の際に記入したところ、「お父さんが書いてくれるのは珍しいです」と、幼稚園内で話題に。
先生からのお返事が有り難く、子どもたちの成長も書き記したく、マメに記入。文章だけでなく、子どもの写真や時にはイラストも。
後で聞こえてきたところ、私の書いた「生い立ちの記」は、担任の先生ひとりで完結するのではなく、先生方の間でも回し読みされていたとのこと
そんな嬉しい情報を聞いた頃、寺報(お寺の新聞)の内容に困っていて・・・「文字が多くて読む気がしません」という意見をいただきました・・・あ、イラスト添えればいいのかな? と、思い立ち、それから寺報にイラストを入れるようになりました。エスカレートして、今ではマンガを描いています。
絵は、小学生の時にマンガクラブに所属していて、その当時のレベルのままで恥ずかしいのだけど、寺報に絵を描くようになってから、感想をいただくことが増えた気がします。ほとんどマンガの感想ですが
それでも、寺報をお読みいただき、ありがとうございます。

寺報を手にとっていただけるようになったのは、「生い立ちの記」と、それを楽しみにしてくださった先生方のおかげです。ありがとうございます。(私の「生い立ちの記」ロスの先生がいるとかいないとか
6年分の「生い立ちの記」を読み返し、子どもたちも大きくなったなぁと、あらためて感じました。
卒園おめでとう

2017年3月23日 (木)

春のお彼岸2017 7日目(最終日)

春のお彼岸も最終日を迎えました。
墓地がお花で埋め尽くされています。
お彼岸の入りにお参りにみえた方のお花は枯れかかっていますが、墓地を見わたして見える花々はとても美しいです。

2017年3月22日 (水)

春のお彼岸2017 6日目

お彼岸5日目の昨日は、一日中雨
お参りの方は少なかったですが、お彼岸中に供えられた花々は、雨の潤いに喜んでいるかのようでした。
お彼岸6日目の今日は、一日中強い風が吹いていました。
昨日の雨のおかげで、地面が湿っていたので、強風にも土埃・砂煙が舞わずにすみました。ホッとしています。
木々も、本堂前の「花まつり」ののぼりも、風で揺れていました。

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