西蓮寺聞法会(2023年1月)
昨日(2023年1月19日)、西蓮寺聞法会開催。2020年2月以来の、お寺にお集まりいただいての聞法会。
勤行は(声を一緒に出すのは)短時間が良いと判断して、「正信偈」ではなくて「歎佛偈」をお勤め。なので、ご法話も「歎佛偈」のお話しを。
阿弥陀如来因位のとき、法蔵菩薩のときのお話。衆生救済を想う世自在王佛のお姿に惹かれ、「あなたのようになりたい!」と、法蔵菩薩が世自在王佛を讃え、自身の思いを語る偈文(言葉)。
法話中、若坊守(妻)が『真宗聖典』を開き、「歎佛偈」が書かれている「仏説無量寿経」を見ている。「あ、私の話しているところを確認してくれているんだな」と、心の中で思う。
夕食時、妻から「法蔵菩薩と世自在王佛の関係性は?」「“光顏巍巍(こうげんぎぎ)”と言ったのは誰?」など質問攻め。
(私)「今日、その話しをしていたんだけど…」
(妻)「そうなの!!!! 全然入ってこなかった」
これは、えっと、私の話し方の問題だったんだろう💦
聞法会に来られた門徒さんたちも、きっと入ってこなかったことだろう。
う~ん、聞法会を迎えるまでのプロセスが雑になっていたものと回顧する(決して、いい加減な状態で聞法会を迎えたわけではなく、あれも話そうこれも話そうと、欲張ってしまっていた)。
丁寧さを取り戻さねばと思った晩だった。
指摘してくれた妻が、世自在王佛のように見えて…くるわけはない
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