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2021年3月22日 (月)

同じ期間を過ごしていても、深さや幅の違いがある

2021年3月21日で緊急事態宣言が解除された。

若者に不要不急の外出を控えるよう呼びかるなかで、「おじいちゃん、おばあちゃんのために」というものがあった。

若者は無症状で済む人が多いけれど、年配の人ほど、新型コロナウイルスに罹患した場合重症化しやすいと言われている。

それゆえ、自分のおじいちゃんおばあちゃんのため、日本のお年寄りのため、という呼びかけとなるのは理解できる。

しかし、「〇〇のため」は、本来自発的に起こすもの、起きるものではないだろうか。

他者(ひと)から「〇〇のために頑張りましょう」と言われても、気持ちを持って行くのが難しい。

そして、「〇〇のため」と言う際、強いられる若者自身のことを考えているだろうか。

緊急事態宣言下、基本的にすべての人々が行動を抑制されてきた(一部の国会議員を除いては)。

けれど、人生においてかなりの人びとに会い、既に人間関係を形成・構築してきた者と、

これから人に出会い、良くも悪くも人間関係を構築し、酸いも甘いも体験していくはずの若者とでは、

昨年、コロナ禍が始まってから過ごしてきた期間は同じでも、

得るはずであったものの人間関係や経験・体験を得られなかった量は計り知れない。

そういうことをふまえたうえで、「それでも、〇〇のため」と断腸の思いで訴えるのか、

みんな我慢しているんだからとか、若者が外に出歩くからいけないんだなどと思いながら「〇〇のために行動を慎め」と言い放つのか。

そういうことも思う。

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