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2021年3月 4日 (木)

後世に希いを託し

書道家、美術家、随筆家の篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんが、2021年3月1日 亡くなられた(107歳)。

だって偽物を作るっていうことでしょう。それがうまいとお点が良くなるって、変じゃない

影響を受けてただ真似るのは横着な人生。自分はどう考えるのか、手探りで求める

手本を真似るだけの習字に違和を感じるなど、決まりごとにとらわれず独創的創作を生涯続けられた。

100歳を超えて刊行したエッセー集が人気になると、

話題になるのは、私が珍獣だからでしょ。この年の人が何を考えているのか、みんな知りたいのね

私はみんなが珍獣であればいいと思う。人のことなんか気にしないで、自分なりのやり方を通せばいい

と笑ったという。

満開だけが花、満月だけが月ではない

という言葉も残されている。

誰もが「美しい」と口にするものを、私も「美しい」と口にするとき、果たしてそのものの姿をきちんと見ているだろうか。

そんなことを想う。

南無阿弥陀仏

 ☆ ☆ ☆

篠田桃紅さんと日野原重明さんの「SWITCHインタビュー 達人達」(NHK 2016年1月9日放送)は刺激的でした(そのうち再放送されないかな)。

撮影当時、篠田さん103歳 日野原さん104歳。

お二人から学ぶことは多い。

けれど、学ぶだけで終わるのではなく、自分はどう思うのか、自分はどう動くのか、そのことが先輩方から私たちへ託されている希い。

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