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2021年2月 2日 (火)

ミャンマー

2021年2月1日、ミャンマーでクーデターが起きた。

ミャンマー国軍が、アウン・サン・スーチー国家顧問をはじめ与党・国民民主連盟(NLD)の幹部ら20名以上を拘束した。

ミャンマー国軍 総司令官は非常事態を宣言。

政権が国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官に「移譲された」と発表した。

昨年11月の総選挙で与党NLDが大勝した結果に対して、国軍は総選挙結果は無効であると主張している。

軍部は現職の28名の大臣を追放して、新たな28名の大臣を任命したとの情報もある。

 ☆

個人的感情からすると、ミャンマー国軍はなんて時代錯誤なことをしてしまったんだ! などと直情的に思うのですが、

物事はつながっている、ということを考えながら情報を目にしていると、複雑なことが見えてくる。

このクーデターに対して批判的な国は多いのだけれど、そのメッセージをストレートに表すことが出来ない状況がある。

ミャンマーと国境を接する中国は、密接な関係を築いてきた。

今回のクーデターに対して諸外国が経済制裁を実施した場合、中国がよりいっそうミャンマーに手をさしのべる。

ミャンマーに対してのみならず、この一件で中国の影響力が増す可能性があるとのこと。

また、アウン・サン・スーチーさんがロヒンギャ迫害の問題に対して歯切れが悪かったのは、ミャンマー軍が関わっていたからでもある。

ミャンマー軍の顔色を伺いながら(という言い方はあまり良くないのかもしれないが)、バランスを取りながらの政治運営だった。

総選挙において、スーチーさん率いる与党への、民主化への動きに対しての期待が膨らんでいることに、軍は危機を感じているのだろう。

 ☆

物事は、ひとつの側面、一方の意見だけで判断するのではなく、多方面から見るべきである・・・と語ってきたが、見れば見るほどあらゆるヒモが複雑に絡まっていることが分ってきた。

決して、他国で起きている話ではない。

みんな、つながっている。

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