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2020年12月13日 (日)

幾重にも塗り重ねられた道

石畳の参道に、鳥の糞が落ちていることがあります。

そのようなときは、水を入れたバケツとデッキブラシを持ってきて、ゴシゴシ擦(こす)ります。

ホント、見違えるようにきれいになります。

その、デッキブラシでゴシゴシしたところは。

そうすると、ゴシゴシしたところがきれいに浮かび上がり、何もしなかったところが汚れているように見えてしまいます。

べつに、汚いわけではありません。

長い年月で蓄積された泥や砂や埃や排気ガスなどによって、石畳は黒くなっていきます。

ただそれだけのこと。

けれど、時折糞が落ちて、そことその周辺だけをゴシゴシすると、そこだけきれいに浮かび上がります。

だからといって、石畳全体をゴシゴシするわけにもいかないし・・・

ここからが厄介なところ、

仮に石畳全体をゴシゴシするエネルギーや時間があっても、今度はきれいさにムラができるのです。

実は、ステイホーム期間中にゴシゴシを試みました。

確かに、蓄積された黒ずみ汚れは落ちるのですが、きれいになる加減にムラが出来、石畳に波のようなデザインができてしまいました。

見た目決してきれいとは言い難い(掃除をしたなぁっていうのはわかるのですが)。

鳥の糞の掃除自体は簡単に済むのですが、デッキブラシでゴシゴシ始めると、掃除した部分と今まで通りの部分で、極端な差が出来てしまうのです。

というお話。

 ☆  

汚れを取り除けば、気になる部分を改善すれば、さぞスッキリするだろうなぁと思いがちですが、

かえって今まで気にもならなかったところの粗(あら)が見えたり、よけい落ち着かない状態になったりします。

こうすればきれいになる(良くなる)と思ってしたことが、思ったほどの効果がなかったり、不協和音を生み出したり、今までの良さに気づいたり・・・なんてことはよくある話ですね。

というお話でした。

南無阿弥陀仏

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