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2020年11月12日 (木)

「諸行無常」と打とうとしたら「諸業務上」と出てきました。それもまた間違ってはいないような(^∀^)

元銀行マンからコンサルティング会社経営者を経て浄土真宗本願寺派 築地本願寺宗務長になられた安永雄彦さんの話をよく耳にします。

カンブリア宮殿」(テレビ東京 8月6日放送)で放送され、「東洋経済オンライン」(11月6日配信)でも取り上げられています。

安永さんのされているお仕事は、上記「カンブリア宮殿」「東洋経済オンライン」の記事でお読みいただければと思います。

現在のコロナ禍によって、あらゆるお仕事・学びの場・システム・ルール・人間関係などが、変革せざるを得ない状況を迎えています。

(必ずしも、「変わらなければいけない」ということではありませんが。)

けれど、諸行無常の世にあって、コロナがあろうとなかろうと、変わるべきところは変わってゆくものです。

お寺(だけでなく あらゆる宗教)も、変化を求められてきたなかで、コロナによって背中を押された側面もあります。

さて、変化というか、「時代への即応」(もしかしたら、「時代の先を行く」かな)ということについて、箴言(しんげん)に出会いました。

マツコ・デラックスさんが テレビ番組「5時に夢中」で語られていたそうです。

「いまテレビが若者と乖離してしまってる理由のひとつが、やっぱり大学出て、そっからADになってお弁当の手配から始めて、ディレクターの横について編集勉強して、30になってようやくひとり立ちなんていったらさ、もう30歳の作るものなんて中高生からしてみたらジジイの作るものじゃん。いま中学生、高校生って自分で動画とかあげてさ、編集とかまでしちゃってる子がいっぱいいるじゃない。そういう子たちのモノに触れて、同年代の子たちがそういうのを見て楽しんでるのと、30歳の出遅れたジジイが作ってるものって明確に違うじゃん」

受けとめ方はさまざまと思いますが、

内部にいる人間ほど・・・

・自分のやっていることをわかっているかといえば、実はまるでわかってないことがあります。

・周りの人が喜んでいると思っているけれど、実は喜ばれていないということがあります。

・必要と思っているけれど、実は必要とされていないということがあります。

・このままでいいと思っているけれど、実はこのままでいいわけないことが多々あります。

書いていてつらくなってきますが、現実だと思います。

内部にいると、そこで生きていると、周りのことだけでなく自分が一生懸命関わっていること自体が見えなくなってゆくものです。

そういうことを、マツコ・デラックスさんの言葉から感じました。

決して、「若い方がいい」と言っているわけではありません。

そんなこと言ったら、安永さんは今年66歳(かな)です。

若いから元気で行動力があって感性豊かだから なんでもできるというわけではありません。

安永さんは、外部を知っている、(築地本願寺の、あるいはお寺の)内部を知らない、そこが強みとなって するべきことを見出して実行に移されてきたのだと思います。

逆に言うと、変化を嫌う人(組織)は、「外部を知らない 内部だけを知っている」ではなく、「外部を知らない 内部も知らない」のかもしれません。

このコロナ禍で、航空会社のANAが事業構造改革を発表し、そこには「グループ外企業への出向」がありました。

関連会社ではなく、まったく畑違いの職種への出向です。

この事業構造改革を見て、「グループ外企業へ出向した人たちの知見がエネルギーとなり、ANAは必ず再生する」と太鼓判を押す人もいます。

決して、「外部を知ること(知っていること)がいい」と言っているわけではありません。

そのことが、自身に優越感を感じさせたり、周りを見下ろしたりして、結果 すべてを傷つけるということもあります。

その前提で・・・

・今までしてきた仕事とは違う仕事をする。

・違う職種の方と出会い、会話をする(そういえば、パパ会は刺激的で楽しい)。

・違う職種、そこで働く人をリスペクトする(仕事ができる人は、他業種の人にいろいろと質問します。自分の自慢話をすることもなく)。

外部を知る(ことによって内部を知る)ということは、実際外部に出ることは難しくても、視点が変わると見えてくるものが変わってきます。

そこから先、変革へと向かうには、より強いエネルギーが必要なわけですが💦

今日の文章は「変革・改革のためにどうあるべきか」などと大層なことを書こうとしているのではありません(そもそも、こんな外部も内部も知らない人間に書けるわけがない)。

ただ、

・「こうであらねばならない」と思い込んでいることって、決して そんなことありません。「こういうやり方もあるかな」っていう方に舵を切ったら、「あ、これいいじゃん!」ってこと、多々あります。

・コツコツと積み上げてきたことは、自身にとっても組織にとっても強みです。でも、その強みに縛られると、結局身動きがとれなくなります。積み上げてきた内容を誇るのではなく、“コツコツとやってくることができた事実”に自信を持てば、あらたな方向でも またコツコツとやっていけます。

・「自分は正しいことを言っている。みんなもそう思っているはずだ」と思っていることって、実はそれほど重宝されません。誰もそれほどは正しいと思ってはいません。そのことを知っていると、自分の殻を脱ぎやすいですよ。

そんなことを、安永さんのやってきたこと(やっていること)、マツコ・デラックスの言葉から思い、綴りました。

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