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2020年11月25日 (水)

子どもに注意することって、だいたい自分もやってたんだよね

昨日の投稿で、小学校2年生のお友だちが西蓮寺に遊びに来てくれたお話を書きました。

今朝、昨日お寺に来てくれた子が 私に声をかけてくれました。とても嬉しいです。

子どもたちと接していると、ひとり一人の幸せを願わずにいられません。

 ☆

さて、朝ドラ「エール」も最終週に入りました。

11月23日(月)の放送は、

アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)との結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。ぶ然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。裕一と音は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業や、これまでの派手な生活から結婚に反対する。しかし、華を思って作ったアキラの歌を通して彼の本気を感じた裕一は、音との結婚も自分たちを信じる気持ちで親が許してくれたことを思い出す。

という内容(NHK「エール」のホームページより)。

娘の結婚を反対しつつも、自分たちも反対を押し切って結婚したこと、自分たちのことを信じてくれた親のことを思い返す古山裕一。

そこで音(妻)に語り掛けます。

 いつの間にか親になって

 いつの間にか昔の自分棚に上げて

 安心とか幸せって言葉 隠れ蓑に

 大切ななにかを見落としていたのかもしれない

 自分の子どもを信じる気持ちを

  (NHK朝ドラ「エール」2020年11月23日放送より)

「あなたのためを思って」「あなたの安心(幸せ)を願っている」って、言っている方は大事なことを言っているつもりで、自分に酔っています。

けれど、言う方は自分の経験を踏まえて言うから、決して嘘を言っているわけではない。

言われる方も、自分の人生(結婚や仕事や勉強のことや)をいい加減に考えて 親や先生や目上の人に訴えているわけではない。

年配の者と若者との間で必ず生まれる壁なのかもしれない。

反対し続けた方が良い未来が訪れるのか、認めてあげた方が良い結果が来るのか・・・

目上の人の言葉を信じた方がいいのか、分からず屋の言葉を振り切ってでも自分の信じる道を行ったらいいのか・・・

そんなこと、どちらが良い方向に進むのかなんてわからない。

わからないから、悩む。

わからないなかで、「(経験を積んでいる)私を信じろ!」と思うのか、「この子(この子たち)を信じる!」と思えるのか。

大切なこと「子どもを信じる」という前提は、見落としてはならない。

「信じる」といっても、信じる信じないの二者択一ではなくて。

「まだ子どもだから」「子どもに何ができる」「子どもには手を指し出してあげなければ」という考え方は、子どもに失礼だ。

話をしていると、子どもは 子どもが経験してきたことを通して、よく見ているし、よく覚えているし、よく考えている。

ちゃんと意見を言うし、我慢するべきところと判断したら我慢しているし(子どもなりにしているのです)、爆発すべき(遊ぶべきときは遊び 学ぶべきときは学ぶ)ところは忖度なくきちんと爆発している。

子どもは、経験値も考えも足りない幼い者ではない。

大谷派僧侶の祖父江文宏さんは、子どもたちのことを「小さい人」と言い、対等に接しておられました。

そのお姿から学び、このブログでも話の内容に合わせて「小さい人」と表現しています。

小さい人と、人として接する。

そのうえで、私が思うこと、感じることをきちんと伝える。

できることなら、目線の高さを合わせて。

そして、小さな人が何を思い、何を感じ、何を受け止めたのか、そのことに耳を傾けられれば。

小さな人(小さな人たち)のことを思うならば、これから先の道を狭めてしまうのではなくて、転ばぬように舗装してしまうのではなくて、自分の経験に合わせた道を勧めるのではなくて、歩みを見続けることが大事。

道が狭くなって先に進めなくなったら、「休んでもいいんじゃない?」「戻ってもいいんじゃない?」って、前進以外の道もあることだけを言えばいい

転ばぬように舗装するのではなく、「私は、こういうことに躓(つまづ)いちゃってねぇ(^▽^)」って、自分の躓きを話す(その後のアドバイスは、聞かれたら答えればいい)

自分の経験則から道を勧めるのではなく、「あぁ、そんな道(考え方・やりたいこと・出会った人びと)もあるんだね」と耳を傾ける

なんてやりとりができる私でいられたら、いいなぁ

 ☆

「エール」に出演している宮沢氷魚さんは、「THE BOOM」のボーカルの宮沢和史さん(54)の息子さん。

ドラマ内で宮沢さんとバンドを組んでいるドラマ―Kaitoさんは、「Mr.children」のボーカルの桜井和寿さん(50)の息子さん。

自分が曲を聞いてきた人たちの息子さんたちが一線で活躍している。

当然と言えば当然の道理(こと)

先行く者は、若い人(小さい人)たちに「この道に行ってほしい」と要望するのではなく、「この道を歩んでいけば大丈夫だ」と、堂々と言える道を切り拓いていくことが努めだと思う。

自分のしてきたことを棚の上に上げてしまうのではなくて、

自分のしてきたことを自分の膝元に置いて、小さい人と語れたら・・・

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