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2020年6月 7日 (日)

思えば、かなり長いこと声(思いや願い)を聞いてきたんだなぁ

フリーアナウンサーの久米宏さん(75)がパーソナリティを務める「久米宏 ラジオなんですけど」が6月いっぱいで終了する。

番組を終了する理由は複数あるとのことですが、久米宏さん曰く「ここ数年、自分でもあれって思うような言い間違いが多い。年齢的なものだと思うが、集中力とか根気とか、そういうものが明らかに衰えてきているのも、終了するひとつの理由」「下り坂になってからやめるのは一番良くないと思っていた。わりと調子のいいときにやめるのが聴いている人、製作している人にいい思い出になるというのが僕の持論なんです」とのこと。

75歳で「下り坂になる前に」と言えるのは、凄いことだと思う。

比べるのは甚だ失礼なことだけれど・・・私は50歳を前にして、事務処理能力や記憶力の低下を感じている。もう自分が一線に居てはいけない、と思っているのだけれど、久米さんに怒られそうだ。

さて、久米宏さんと言えば、私の中では「ザ・ベストテン」と「ニュースステーション」なのだが、「ザ・ベストテン」を辞められたときも、「え、やめちゃうの!?」と思った記憶がある。

最後の出演での挨拶で、「世の中の、音楽に対する趣味が多様化してきていて、いろいろな歌が世に出ている中で、ベストテン(一番の曲)を決めるという時代ではないと思います」というようなことを語られていたことを記憶しています(あくまで私の記憶です)。

当時、小学生だった(と思う)私は、久米さんの言っていることが分かったような分からなかったような…でも、そんな気持ち(分かったような分からなかったような気持ち)になったことを覚えています。

確か、久米さんが辞めた後、司会者を変えて「ザ・ベストテン」はしばらく続いたと思いますが、なんだかダラダラしたような気がして、番組を見なくなりました。番組もすぐに終わってしまったと思います。

それから「ニュースステーション」。

自分にとっては、ニュースを毎日気にする習慣を作ってくれた番組です。

「ニュースをワイドショー化した番組だ」という批判もありますが、ニュースをただ伝えて終わりではなく、その先(何が問題なのか、問題の根っこはなんなのか、そこから派生する問題・事柄はなんなのか)を展開してくれる番組だと思いました。

あ、今年の4月23日に亡くなられた俳優の久米明さん。「ニュースステーション」内のドキュメンタリーで、たまにナレーションをされていました。久米明さんがナレーションのときは、久米宏さんが「今日のナレーションは、父が務めております」と紹介されていたのを真に受けて、ずっと久米明さんと久米宏さんは親子なんだと思っていました(^▽^)

「ニュースステーション」も余力を残してやめられた印象があります。

久米さんのなかでの、引き際の美学があるのでしょうね。

とはいえ、ネット上での文書発信や動画配信はされるそうなので、その時代その時代で一番良い(自分に合っている)方法を選んでいることと思います。

ラジオ番組を降板する理由れからはいくつもあるとのことですが、その中に政治的圧力が入っていないことを願うばかりです。

そんな圧力に屈する方ではありませんが。

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