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2020年5月11日 (月)

崩壊の足音

検察庁法改正案が出され、「♯検察庁法改正案に抗議します」と、ツイッター上で投稿が相次いでいます。

多くの芸能人の方が抗議のツイートをしていることでも注目を集めています。

特定の機関に権力が集中することを防ぐために、日本では三権分立があり、立法と行政と司法とに分かれています。

三角形は、その形の上で、とてもバランスがとれています。

どの点を、どの辺を押しても崩れません。

四角形やそれ以上の多角形は、形が崩れてしまいます。

権力においては三権分立があります。

最近よく耳にする「三密(密室空間・密集場所・密接場面)を避けましょう」も、“3”で表現することで印象に残ります。

このコロナ禍で子どもたちは、外で遊ぶ時“間”が限られ、公園という空“間”で遊んでいると苦情を言われ、仲“間”と密になって遊ぶこともできません。コロナ禍以前からの話ですが、子どもたちは「三間(さんま)」を失っています。時間・空間・仲間は、私を生かす大事な“間”です。

非核三原則の「核兵器を、持たず、作らず、持ち込ませず」は、脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。

小学生の避難訓練のときは「お・か・し」の約束がありました。「おさない・かけない・しゃべらない」。それも記憶に残っていますが、今は防犯標語で「いかのおすし」というのがあるのですね。「しらない人について“いか”ない」「しらない人の車に“の”らない」「“お”おきな声でさけぶ」「“す”ぐにげる」「何かあったらすぐ“し”らせる」のだそうです。初めて「いかのおすしを守りましょう!」と耳にしたときは、何!?と思いました(^▽^)

真宗大谷派専修学院の竹中智秀先生は、弥陀の本願「摂取不捨(せっしゅふしゃ)」のおこころを、「えらばず きらわず みすてず」と表現してくださいました。この言葉は、学院で学ぶ方のみならず、親鸞聖人の教えに触れる人の多くが耳にします。

権力に対しても、標語やメッセージを発するにしても、“3”はバランスが保たれていて、強くて、記憶に残ります。

それぞれは それぞれなりに完結しているのだけれど、ほかのふたつによって補完されている。ひとつだけでは成り立たず、みっつあるからこそのひとつです。

みっつ のうちの ひとつ でも崩そうとするならば、結局はみっつとも崩れてしまいます。

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