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2020年5月13日 (水)

声を挙げるのに、その人の職業は関係ない

一昨日の投稿で「♯検察庁法改正に抗議します」について触れた。

多くの芸能人、俳優 歌手 タレントが抗議の意思表示をされていることでも話題になっている。

けれど、ある歌手が抗議の意思表示をしたことに対して、政治評論家を名乗る方から「歌手やってて知らないかもしれないけど、」と、抗議の意思表示をたしなめられることがありました。
評論家であるならば、世間に、知らない人に分かりやすく伝えるのが生業だと思うのですが、「あなたは知らないで言っているのでしょう。ご自身の職業をがんばってください」という言い方は、ご自身のお仕事の放棄をしているように聞こえます。

さて、「多くの芸能人(というくくりもいかがなものかと思いますが)が抗議の声を挙げている」というような見出しで、報道各社も「♯検察庁法改正」について取り上げています。

けれど、違和感や気持ち悪さがあります。

声を挙げるのに、その人の職業は関係ないからです。

日本国内の事柄の法律やその改正に関して、おかしいと思うにしろ、それは大事なことだと思うにしろ、誰が声を挙げてもいいことです。

わざわざ “芸能人が” とクローズアップする姿勢は、ある問題が起こっているという事実や その問題点を周知するために、関心を持ってもらいやすい利点はあるかもしれません。けれど、「芸能人も興味・関心を示している、声を挙げている」という報道の仕方は、「あなたは何も知らないから」と言う評論家と、同様の差別意識や上から目線があるように感じます。

一国民の声として、批判の声が挙がっている。ツイッター上だけでも400万件を超える声が挙がっている。

決して、看過できる数字では、声ではない。

でもそれは、芸能人が多く声を挙げていることが報道されるべきことではない。

法改正に関して、他の法案と抱き合わせで国会に提出したり、その改正によって生じる事柄が自明であるにも関わらず強行しようとしたり、コロナ対策への対応は後回しにしてその法改正を強行しようとしたり、国会で追及されても担当大臣の回答がしどろもどろだったり(政治評論家が突っ込むべきはこっちだと思う)、不備の多い法案改正であることを報道するべきです。

「日本の国民は政治について無関心だから何も知らないでしょうけど、政治のことは政治家に任せて、あなたたちは自分の仕事を頑張って(税金を納めて)ください」なんて言われたくない。

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