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2020年3月16日 (月)

この地球上に生きる

物理学者の顔も持つドイツのメルケル首相が、新型コロナウイルスの感染者が、「全人口の6~7割に広がる可能性がある」と発言し、非難を浴びたという。人々に伝えなければならないメッセージと思い、発した言葉だと思う。首相としての側面も、物理学者としての側面もあるのだろう。けれど、政治家が発する言葉としては不適切であると避難を浴びた。

肩書によって発する内容は、変わるのだろうか? 変えなければならないのだろうか?

こんなこと言うと、「大人の社会ってそんなもんだよ」と一笑に付されるかもしれない。

そういえば、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの発言や活動に対して、「彼女は経済の勉強をした方がいい」と言った大人がいた。

経済に立つのと環境に立つので、発する内容は、変わるのだろうか?
まぁ、変わるのだろう。物事は、人間は、複雑であらゆる側面を持つ。
病気にかからないため、ウィルスを広めないための側面から話せば、経済や文化や社会活動全般に影響が出ることは間違いない。
経済の話をすれば、文化や社会活動もお金に換算されてしまう。環境は二の次になる。
どれが正しいか?という話ではないから厄介だ。

でもだからといって、今グレタさんが主張していることは、間違っていることだろうか? 間違ったことを言っているわけではないと思う。
メルケル首相にしても、グレタさんにしても、決してデマを言っているわけではなく、自分が勉強・研究・研鑚・体験してきたことに則り、言うべきと思ったことを伝えている。非難されるような内容ではないだろう。非難するならば、「私は、それは違うと思う」「私はそうは思わない」と主張することから始まればいいのに。
「経済の勉強をした方がいい」という主張は、ある意味グレタさんの主張を補填することにもなるのだけど。
耳障りの言いセリフは、聞いていて気持ちがいいかもしれないけれど、嫌な情報、聞きたくない情報は入っていないわけで。ということは、後になって自身にグッサリ突き刺さるものがあるかもしれない。
はじめに危機の話を、いや、実は危機の話ではなくて現実の話なんだけど、その話をしてくれるほうが誠実だと思う。

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