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2020年3月21日 (土)

当たり前が当たり前ではなくて有り難いこと

2020年3月21日(土)春のお彼岸5日目

お彼岸に入って、新型コロナウィルスの影響か、お墓参りの方が少なかった気がします。
仕方ないよなぁと思っていましたが、昨日のお彼岸中日には、例年と同じくらいの方々がお参りにみえました。

電車で来られる方は少なく、車の方が多かったようです。
「外出自粛を」と呼びかけられても、出かけたい気持ちになるのは誰もが一緒です。天気も良かったですし。
西蓮寺の門徒さんに限らず、よそのお寺の門徒さん・檀家さんも、お参りに出かけたかったのでしょうね。道路は渋滞していたそうです。車の運転手さんは、「〇時間かかりました。混んでたぁ。疲れました。お参りしたら、また運転です(;^_^A」と一様にお話してくださいました。
お疲れ様です(‐人‐)

短い時間しかお話しできませんが、少しでもお話しできて良かったです。
ネットでのやりとりを否定するつもりは毛頭ありませんが、会ってお話をするということは、そこに何かエネルギー(熱量)を生み出すものだなぁと想いました。
そういえば、ちょうど一年前、春彼岸が明けてから、「直接話をしたい人」がいたので、京都まで出かけていったことを思い出しました。話したいことを話せたし、頭の中もスッキリしたし、その後の仕事もスムーズに進みました。でも、一年前の京都はお花見シーズンで、ホテルがどこも超高値でした。なんとか見つけたホテルも、「この部屋、無理やり部屋に作り替えたんじゃない?」って狭小部屋でした。今年の京都はどんな様子でしょう(京都に限らないけれど)? 京都に住む友人が、「土日でもゴロゴロひいてる人がいなくて、京都じゃないみたいだよ」って言ってました。町もホテルもガラガラなのかなぁ? 
早く活気が戻りますように、と願う反面、当たり前に思っていたことが崩れたとき、「当たり前が当たり前ではなくて有り難いこと」と気づかされることがあります。

今日お墓参りに見えた方が、「これから同い年の友人の通夜に行くんです」とお話くださいました。その方もご友人も50歳代。それくらいのお歳で還浄されると、「まだ早いよ」「早すぎるよ」という想いが先に立ちますが、いつ亡くなってもおかしくないいのちを、誰もが例外なく生きています。私もまもなく50歳代。40代50代の方の通夜葬儀をお勤めするときには、「私もいつ死んでもおかしくないいのちを生きている」ということを想います。
日本は平均寿命の高さが話題になりますが、だからといって誰もが平均寿命まで生きられるわけではありません。それに、決して「平均」ではありません。日本における今の経済状況とか、食物の手に入る状況とか、戦争状態にないとか、そういうものを勘案して、この条件下なら、これくらいの年までは生きられる、というのが平均寿命です。平均寿命が高いということは、生活するのに適した状況であるということを表わしています。だから、新しい病気が蔓延して多くの方が罹患して、物資の輸出入が規制されて、生活状況が悪化すると、平均寿命は下がってゆくわけです。当然、株価同様、平均寿命も下がるのではないでしょうか。まさに「当たり前が当たり前ではなくて有り難いこと」を気づかされることになるでしょう。

人と会って話をすることによって生み出されるエネルギーについて書いていたのに、違う方向に話が進みました^^💧
人と会う、人と会えるということも、「当たり前が当たり前ではなくて有り難いこと」です。
現代(いま)の状況下でも、お墓参りにでかけずにおれない‼という気持ちは、亡き人との出会いのためなんだなぁと感じます。
亡き人と生前に出会えたことも、親鸞聖人の教えを受け継ぐ場(寺)との縁を通してお参りをされることも、亡き人との接点を今でも持ち続けられることも、それらすべて有り難いことでした。

南無阿弥陀仏

 

♪真宗大谷派ニュース♪

新型コロナウィルスの影響で、各式典・イベント・集会が中止になっています。お寺の法話会も例外ではありません。でも、こんなときだからこそ、法話を聞きたい、法話を聞いてほしいという願いで、真宗大谷派 願正寺 の竹川英紀さんが、法話ネット配信の企画・手配をしてくださいました。
今日と明日(21日・22日)19:30~22:00 配信
【講師】
21日:花園一実さん(圓照寺副住職)
   
酒井義一さん(存明寺住職)

22日:中根 信雄さん(明福寺住職)
    瓜生 崇さん (玄照寺住職)

YouTube live:
21日 https://www.youtube.com/watch?v=NaBZ7_M8aes
22日 https://www.youtube.com/watch?v=aTcYbzlTf7U

ぜひご聴聞ください(‐人‐)南無阿弥陀仏

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