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2019年11月17日 (日)

身を粉にしても ほねをくだきても

2019年11月17日(日)
自坊での法務を勤め、都内のお寺の報恩講に、今日は出仕のため出かけました。
報恩講のお勤めの巡讃(親鸞聖人が書かれた和讃を読む順番)で、三重の二、つまり恩徳讃の和讃をまかされました。
恩徳讃は、法要に出仕している僧侶の中でも、老僧が勤める和讃です。
恩徳讃の巡讃があたり緊張もしましたが、今日の出仕が今年の報恩講のお勤めの最後でした。今年を締めくくるに相応しい大事な役をいただいたなと思い、丁寧にお勤めさせていただきました。

 如来大悲の恩徳は
 身を粉にしても報ずべし
 師主知識の恩徳も
 ほねをくだきても謝すべし

「身を粉にしても」「骨をくだきても」というのは、苦悩を抱えながらも生きている私たちの姿です。
阿弥陀如来の慈悲のこころを信じたから、身を粉にする、ほねをくだくほどに報いるということではありません。
苦悩を抱える私たちが、親鸞聖人の教えに出あい、親鸞聖人の教えを頼りとして聞法の人生を歩むということが、「身を粉にしても」「ほねもくだきても」ということだと思います。
つまり、教えに出遇い、聞法の人生を歩んでいる私は、すでに如来大悲の恩徳に、身を粉にしながら報じています。師主知識の恩徳に、骨をくだきながらも謝しています。

信じたから、何かをするのではない。
私に、粉骨砕身の慈悲が阿弥陀如来から注がれているからこそ、私はそれに応える、南無阿弥陀仏と念仏申すことができる。
恩徳讃とは、そういうご和讃であるといただいています。
南無阿弥陀仏

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