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2019年1月18日 (金)

思考停止に陥る前に

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市 辺野古 移設の賛否を問う県民投票(2月24日)の実施を宜野湾など5市が拒否していることに抗議し、「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表(27)が、沖縄県民投票の投票事務を拒否している5市の首長に県民投票への参加を求めるハンガーストライキを宜野湾市役所前でされています。1月17日で3日目を迎えました。元山さんは水しか口にされていません。
「「『辺野古』県民投票の会」は昨年5月からの2カ月間で約9万人分の署名を集め、県に県民投票条例の制定を求めました。条例は昨年10月に県議会で成立しましたが、宜野湾・沖縄・うるま・宮古島・石垣の5市の市長が、実施に必要な予算案が市議会で否決されたことを理由に「実施しない」と表明しています。
元山さんは、「県民みんなで県民投票をやりたいという思いが強い。できるかぎり続けたい」と語られています。

県民投票を実施しない市の市長は、県民投票が辺野古移設の賛否、つまり「二者択一」の投票に問題があると理由を説明します。
確かに、人間の思いは複雑で、単なる賛成・反対だけでなく、賛成だけど反対、反対だけど賛成という揺れる想いの人もいることでしょう。人の数だけ想いがあります。また、二者択一の、地域の住民投票・県民投票・国民投票などは、そこに生きる人たちの分断を生みかねません。そこをうまく利用して、政治やお金の力で分断を生み、原発を立地してきたことは、この国の歴史が物語っています。
けれど、「二者択一に問題あり」といいながら、「これ(辺野古移設)しか方法がない」と、選択肢も何も用意せずに県民に押し付けているのが辺野古への移設問題ではないでしょうか。
「二者択一どころか、ひとつを押し付ける姿勢に問題がある。県民の皆さん、国に訴えるからもうしばらく時間をください。ハンガーストライキはやめて、健康に留意してください」と、市長さんは言えないものでしょうか。見ている方向の違いで、言葉も違ってきます。

そういえば、兼高かおるさんが、「“これしかない”という発想は思考停止を生む」と仰っていたことを思い出しました。

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