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2019年1月14日 (月)

名を継ぐ

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2020年に13代目 市川團十郎 白猿を襲名することが 1月13日 松竹から発表されました。2020年5月から7月に東京・歌舞伎座で襲名披露公演を行うとのこと。また、あわせて海老蔵さんの長男 勸玄さんも 8代目 市川新之助を名乗り同公演で初舞台を踏みます。

襲名おめでとうございます
襲名する、名を継ぐということは、その世界で生きていく覚悟ができたということの表われだと思います。大変なことだと思います。
でも、中村勘九郎さんが仰っていたことが印象深いです。父勘九郎の姿を一番身近で見ていて、歌舞伎の素晴らしさ 難しさ 奥深さを肌で感じていました。そうすると、「自分もやる!」という気持ちが自然と芽生えてくると。(正確な文言ではありません)
伝統芸能の世界において、一流の技を一番近いところで毎日のように見ることができる。そうすると、自分もこの世界で生きて行くんだ! 自分こそこの世界で生きねばならないんだ!って、義務とか責任とかという話ではなく、身心の奥底から湧いてくるのだと思います。
きっと市川海老蔵さんも、長男の勸玄さんも、伝統の世界で生きる皆さんも同じ気持ちだと思います。

伝統芸能の世界では、世襲を好意的に受け止めていただけますが、僧侶と政治の世界においては、世襲というとあまり良い受け止めはされません。何の問題意識も無く後を継いだと思われるのでしょう。また、そう思わせてしまう生き方をしているからでしょう。
後を歩んでくれる人が、「この人の姿を見たから、私もこの道を行く!!」と誓願されるような生き方をしたいと思います。その影響力や周りに響かせる力は、後を継ぐ人だけでなく、すべての人に届くはずだから。

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