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2018年1月15日 (月)

恩に生きる

「東京新聞」連載「今週のことば」より 〔2018年1月14日(日)朝刊〕

(師の言葉や生きざまを心に刻み、生きることが=意訳)
恩を知り恩を報ずることである。
      宏智正覚(わんししょうがく)禅師 (中国の宋代の禅僧)

青山 俊董(あおやま しゅんどう)さん(愛知専門尼僧堂長)の文章

 限りない多くの師に導かれての今日の私であるが、年の始め、内山興正老師からいただいた一言にあらためて参じたい。
 老師は生涯、宗門のアウトサイダーに徹して生きた方で、宗門内のことはあまりご存じない。ある時お訪ねをし、「今の宗門はこんなふうで、摂心のあり方もこんなあり方で・・・」としゃべる私に、老師はポツリとおっしゃった。
 「青山さんね。事実を見て云々いってもくたぶれるだけで、そこからは何も生まれてきやしない。その暇があったら、今私がここで座禅する、今私がここで真実を行ずること。そこからのみ明日への新しい力が生まれ、新しい芽が育つんですよ。仏教は主義や思想ではない。『おれが今、やれるだけやる』、これだけですよ」
 私は頭から鉄槌を下された思いで頭を垂れこの一言を頂戴した。
“あゝ、又しても眼が外を向いていたな”と。常に自誡の言葉としている。
(以上)

 pencil

他者をどうのこうの言うのは簡単で、
自分を見つめることを忘れないように
眼が内側を向いているか否か・・・

「おれが今、やれるだけやる」
これだけですよ
と、ポツリ

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