ふしぎ
ふしぎ 金子みすゞわたしは ふしぎで たまらない
黒い 雲から ふる雨が
銀に ひかって いることがわたしは ふしぎで たまらない
青い くわの葉 たべている
かいこが 白く なることがわたしは ふしぎで たまらない
たれも いじらぬ 夕顔が
ひとりで ぱらりと 開くのがわたしは ふしぎで たまらない
たれに きいても わらってて
あたりまえだと いうことが
久しぶりの金子みすゞさん こころがホッとします
生きていると、ふしぎなこと わからないことの方がたくさんあるのに、
どうして知ったかぶりをするのでしょう?
わたしは ふしぎで たまらない
ひとり ひとりは やさしいのに
人びとは きょうぼうに なることが
みなさんも ふしぎを 思い返してみては?
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