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2017年4月25日 (火)

2017 親鸞聖人につどう 東京教区同朋大会

先日お知らせした東京五組の同朋大会もおかげさまで賑やかに開催されました。皆様ありがとうございます。
続きまして、東京教区同朋大会が2017年5月2日(火)に開催されます。

日時:5月2日(火) 12:00より受付 13:00開会 16:00閉会
会場:文京シビックホール(文京区春日1-16-21)
講師:中島岳志先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
講題:となりの親鸞
参加費:1,000円

 

同朋大会チーフを務めさせていただいています。以下、呼びかけの文章です。

本年の同朋大会の講演は、中島岳志先生(東京工業大学教授)にお願い致しました。
阪神淡路大震災と、同じ年に起きたオウムサリン事件。1995年に発生した出来事を契機として、中島先生は研究者としての歩みを踏み出されました。
下記抄出した文章で、倒壊した家屋から位牌を探す女性のことが書かれています。「位牌」とは、私のこころを満たす物質的な何かではなく、混迷した世の中において、私の存在を丸ごと受け止めてくれる何かを求めている。そのことの象徴のように感じました。私の存在を受け止めてくれる何かを求めている、つまり、拠り処を見失っている私です。中島先生も、自分の存在意義を求めて生きる私の姿を「トポス(居場所)の喪失」と表現して、問題に向き合われています。
先生の書物を読んでいると、ご自身の生活体験を通して、そのときに出遇った「バラバラでいっしょ」「今、いのちがあなたを生きている」などの御遠忌テーマのいただきが、自分の言葉で語られています。親鸞聖人の教えの中に大事な何かを見出しておられる中島先生の話を伺いたいと思い、今年度教区同朋大会のお話をお願い致しました。
「親鸞聖人という方は、教えを分かったつもりになっている者には厳しく、分からないと落ち込んでいる人には優しく寄り添われる方ですね」と先生は言われます。その想いがこもった「となりの親鸞」という講題をいただきました。
今年度の東京教区同朋大会は、5月2日(火)文京シビックホールにて開催致します。ぜひお出かけください。
東京教区教化委員会 同朋大会企画会一同(チーフ 白山勝久)

 

1995年に発生した阪神淡路大震災。20歳のときでした。大阪の自宅が被災しました。茫然自失状態にある中、地震から数日経ったテレビの中継に釘付けになりました。長田地区で、倒壊した家屋から必死で何かを探している女性が映し出されました。「何をお探しですか?」と問うレポーターに対し、「位牌です」と彼女は答えました。そのとき、私の中で地震以上の精神的な揺れが起りました。私が、地震がおさまった直後に探しだして手に握りしめたのは財布でした。私は、自分の精神的な〈弱さ〉に直面することになりました。バブルが崩壊し、戦後日本の「成長」物語が崩壊する中、何に依拠して生きていけばいいのか。震災を通して、茫漠たる不安を突きつけられました。私は「位牌です」と答えた女性を直視し、私の中の「空白」と向き合おうと考えました。これが宗教との出会いでした。
(『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』(集英社新書)「はじめに」より抄出)

 

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