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2017年2月20日 (月)

真実(阿弥陀)

「Alternative facts」(もうひとつの事実)
トランプ大統領の就任式の際、過去最低の観衆だったという報道。それに対し、アメリカ合衆国大統領顧問ケリーアン・コンウェイが、「過去最高の観衆だった」と報告。その際、「Alternative facts」(「もうひとつの事実」がある)と発言。
自分たちの不利になる報道・発言・情勢に対し、そういうものの見方をする人もいるかもしれないが、「Alternative facts(もうひとつの事実)!」があると、別の視野での報告をする。
ケリーアン・コンウェイ氏の発言に対し、マスコミは「それは事実ではなく、虚偽だ!」と問いただし、ネット上でも多くの人々が、「Alternative facts(もうひとつの事実)」発言を嘲笑している。
トランプ大統領の就任式は、確かに観衆が少なかったかもしれない。しかし、それは現場にいる人しか分からない。現代(いま)、ちょっと勉強して身につければ、誰もが写真を加工したり、映像を入れ替えたりすることができる。トランプ大統領就任式の写真とオバマ氏のそれとが比較されたが、ハッキリ言って、それらが正しい写真なのか否か、そこに写真を用意した人間にしか分からない。写真に観衆を足したり引いたりすることもできる。写真をいじくってなくても、ふたつの写真を入れ替えることもできる。
数年前までは、ネット上では正しいことを載せなければ。伝えなければ、という雰囲気があったように感じている。
丁寧にネットでいくつかの情報を拾い上げれば、ホントかウソか、すぐ分かった気がする。しかし、今はそうではない。今は、自分の主張を通すために平気で嘘を書き、画像・映像を修正する。しかも、それを本当のことと受けとめ信じ、シェア拡散する人もいる。虚偽の内容に陶酔し、ヘイトスピーチが氾濫してもいる。そこまでくると、嘘か事実化は関係ないのだろう。自分が嫌だと感じるものに対しては、虚偽内容であっても、自分の事実をかぶせる。(自分が好きなものに対しても同じか)。嘘が広まるのに、時間はかからない。

今は、あからさまな虚偽に対して「Alternative facts(もうひとつの事実)発言だ。見え見えのウソをついて、バカだなぁ」と言って笑い話で済むかもしれない。しかし、これからは何が事実で何が虚偽か分からないときがくるだろう。そのような情報に、人々は流され、信じ込み、人と人とが傷つけあってしまう。
あぁ、そう想うと、武器を使うまでもなく、人と人とは分断させられてしまう。

事実は、ひとの想いや見方で変わる。
変わらない真実がある。
真実によって、私たちは守られている。
事実か もうひとつの事実かで争っている私たちを、真実は悲しみ 守りたいと誓い願っています。南無阿弥陀仏

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