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2017年1月 5日 (木)

衆生・・・生きとし生けるもの

2017年1月5日(木)
おはようございます
昨晩、お風呂に入ろうとしたとき、テレビで「ためしてガッテン」(あ、今は番組名「ガッテン!」ていうのか!)が始まりました。
普段ガッテンは見てないのですが、テーマが「尿酸値」だったので、つい見始めました。尿酸値が高いもので。
「尿酸値が高いと通風になりやすい、食べ物・飲み物に気をつけなければ」と一般的に思われています(私も思っていました)が、食べ物が原因で尿酸値が上がるのは2割程度だとか。8割近くの原因が、細胞。つまり、誰もが体内で尿酸を作っていることに変わりはなく、尿酸値の高い人は、体質的にその排泄が上手くできていないのだそうです。
排泄を促すためには、毎日飲むコップ一杯の牛乳が効果的とのこと。「あ、毎朝飲んでてよかった!」と、普段そのような情報を気にも留めないのに、ホッとした自分に苦笑い。でも、尿酸値が高いのに痛風未経験なのは、牛乳とヨーグルトを毎朝摂取していたからかな。

ガッテンが終わってお風呂に入ろうとしたら、番組そのまんまの流れで「探検バクモン」へ。テーマは「築地本願寺」。
つい、見続けてしまいました。

番組冒頭で、ゲストのミッツ・マングローブさんが、「こんな私が、このようなところに来ていいのかしら」というようなセリフを言われてました。
彼は(彼女は、かな)、女装家であり、ドラァグクイーン。そういうところを気にしての発言なのかな、と想いながら聞いていました。「そんなこと、まったく気にしなくていいのに・・・」と思いながら。テレビに出ていた築地本願寺の僧侶の方も、「阿弥陀さまは、すべての生きとし生けるものをお救いくださいます」と言われていたので、「うんうん」と思いながら見ていました。
それでも、ミッツさんは「こんな私が・・・」と何度か口にされました。よほど気にされているんだなぁと感じました。

独特な造りの築地本願寺。設計者の伊東忠太氏は、真宗門徒のためだけに限った建物にするのではなく、すべての人々を受け入れる想いで、教会風でもあり、モスク風でもあり、インド建築風でもある、この築地本願寺を設計したのではないか、とのことでした。
番組撮影中も、築地本願寺本堂内には、様々な国の人々、様々な宗教の人々が立ち入られていました。容姿も、生まれも育ちも、性別も、宗教も、考え方も違えど、阿弥陀さまから見れば、みんな同じ救うべきいのちです。
「こんな私」なんて思う必要もないし、「こういう人間はダメだ!」なんて言われる人はいません。

途中のやりとり
(僧侶)「生きとし生けるものをすくいます」
(ミッツ)「便利な言葉ですね」
私も、“生きとし生けるもの~”の表現をよく使うので、「う~ん、便利な言葉かぁ。便利に使ってしまっていたかもなぁ」と、考えました。

それにしても、トランプ氏が大統領選を制するに至るに、白人至上主義者の力も一旦だったことを思うと、私たちは、自分と同じもの(同じ種類と言っていいのだろうか、いや、あまり良い表現じゃないなぁ)を贔屓しますよね。優れたものとして判断します。人種に限ったことではなく。
それならば、自分と同じ性をこそ好きになる方が本来のあり方ではないですか? それなのに、好きになる対象は、多くは異性と決められている。それが自然なことだと。同性愛者は差別の目で見られることが多い。だから、ミッツさんも負い目に感じることがあって、「私が築地本願寺さんに立ち入ってもいいのですか?」というようなことばが出てきたのではないでしょうか。
そもそも、どうして宗教の違い、性に対する考え方(考え方というのも違って、「本能的な想い」かな)の違いに対して、人は厳しく攻めるのだろう。考え方の違いがあることは、当然のことだけど。千人いれば、千通りの想いがある。対立・憎悪に転化するほどに、違いが受け入れられない背景には何があるのだろう。
結局は、考え方や思想云々というより、許容量の狭さが原因でしょうか。

そんなことを、番組を見ながら考えていました。

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