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2017年1月20日 (金)

監視世界

昨年2016年の刑法犯が、戦後初めて100万人を下回ったとのこと。
その理由の一つとして、防犯カメラの普及が上げられている。
一昨年の夏、寝屋川で中学生の男女が行方不明になった際、防犯カメラの映像によって容疑者逮捕につながった。
今や、防犯カメラがあって当たり前のようになっている。
しかし、防犯カメラを設置するという話が出始めたとき、多くの人が「プライバシーの侵害だ」と、反対の意を示すしていたように記憶している。ほんの数年前のことです。
防犯カメラが市民権を得て、CMでは指名手配されている人を防犯カメラが捉えた際に反応するようになっている機器が開発されていることも流されている。スゴイ進歩だなぁと思う反面、もはやそういうことに誰も反対しない世の中なのだなぁとも思う。
「私は悪さはしない。防犯カメラがあっても、気にすることはない」という前提があるのだろう。

目に見えぬはたらきなど、信じてもらえない世の中。「お天道さまが見ている」という感覚も持ち合わせていないだろう。かつては、たとえ誰もいないところであっても、「お天道さまが見ている」という気持ちがはたらいて、悪さを押しとどめるという自制がはたらいていた。と、思う。
でも今は、お天道さまが防犯カメラに変わっている。しかも、「防犯カメラが見ているから」押しとどめるのではなく、防犯カメラがないことを確認して、悪事をはたらく。お天道さまは自制を促すけれど、防犯カメラは自制までは促さない。

 

お天気は荒れ模様のようです。
みなさまお気をつけて

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