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2016年9月23日 (金)

別れは出会い

2016年9月23日(金)
夜、テレビをつけたら、NHKドキュメント72時間「長崎 お盆はド派手に花火屋で」を放映していました。
長崎のお盆といえば、精霊流し
8月15日までの一年間、大切な人・親しい人との別れを経験した遺族・仲間が、初盆を迎え、大きな船を作り、長崎市内を船を曳いて巡ります。
私も、お祖父ちゃんとお祖母ちゃん、2回精霊流しで送りました。
船を曳きながら、銅鑼(ドラ)を鳴らし、爆竹や打ち上げ花火をバンバン鳴らしながら市内を巡る。
「おじいちゃん、ありがとう」「おばあちゃん、ありがとう」って、泣きながら、集まったみんなで花火メチャメチャ付けながら、船を曳く。賑やかにおくらんば!って気にさせてくれます。

番組で、さだまさしさんの弟さんが出ていました。
さださんのお母さんは、今年4月7日に亡くなられました。今年の夏はお母さんの初盆を迎え、精霊船を出されました。
4月末(だったと記憶しています)、東京新聞の連載で、「母は地震が怖かったので、熊本地震を経験せずに逝けてよかったと思います」と記されていました(私の記憶です)。病床のお母さんを想い、忙しくとも、合間を縫って長崎に帰っておられたとのことです。
テレビでインタビューに応えていた弟さんのことばが印象的でした。「亡くなったときと、精霊流しのとき。長崎の人間は、2回お別れができるから幸せです」(私の記憶です)と。
さださんの弟さん以外にも、初盆を迎える何組かの方々が出ていました。みなさん、大切な方を亡くされたばかりです。
淋しさは消えません。でも、仲間が集まり、目一杯爆竹ならしたり、花火を手に持って歩いたりして、シッカリとお別れを意識しています。人前でも涙をめいっぱい流します。それでいいんです。
葬送の儀式は、亡き人のためではなく、遺された者のためにあるのだなと想いました。
お別れは、出遇い直しです

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(2013年8月15日 お祖母ちゃんの精霊流し)

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