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2016年2月21日 (日)

人に教えようとしたとき、間違うし、失言する

前回の投稿で、自民党の丸山和也参院議員の発言について触れましたが、2016年2月21日放送の「ワイドナショー」で武田鉄矢さんが、

「教えたくてたまらないんですね。人間というのは面白いもので、教えようとした時に必ず間違うんですよ。俺だけが知っているとか。こんな考え方も君たちはできないのかとか。人に教えようとした時に、必ず人間は失言するんです」

と、丸山議員の発言に触れて仰っていました。
丸山議員や、最近名前が出てくる政治家先生に限らず、“先生”って持ち上げられる肩書き・立場の者や、他者(ひと)に説明・指導をする年齢となった者は、気をつけなければいけないことです。

あなたは間違っている!(自分こそ正しい!) 
自分の言ってることに間違いは無い!
なんて思い始めたら要注意

武田鉄矢さんのご指摘ごもっともですが、同番組で松本人志さんが「丸山議員、発言の内容云々以前に、酔っぱらってたんちゃうかな、と思います」と言ってたのは笑えました。私もそう思いながら映像を見てたので。
「酒の席のことだから」「酔っぱらってたので」という言い訳をする人がいますが、言い訳になりませんから。

   

境内の白梅・紅梅が咲きました
暑くなったり、寒くなったり、植物も大変です
気候不順の折、皆様お身体ご自愛ください(‐人‐)

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コメント

法の相続と信の相続とがある。信の相続はできぬものじゃ。

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/819942/53


文字列の相続は可能。わたしはアホなので意味内容はわかりませんが、わたしの口から出ている文字列はほんとのことです、なぜならば、わたしの先生が言ってました。これは可能。

(プラス、智慧の大海から、髪の毛一本分だけ、ユニークでパーソナルな聞き為しをしました…くらいは可能。ただし、それは、かけがえのなさ、という話をしていることになりますから、実はかけがえのなさを賜っていることになるので、文字は同じなんだけれども、ひとそれぞれに、共通の度量衡のない、暗号解読表を持っていることに…)

おれは知っておる、あのかたの御領解はちと…、は、ま、無功。

(ぜったい、みんな、だれでも、これ、いっちゃいますけどね。または、我慢してるだけ、だまってにこにこしてるだけですけどね。すげー言いたい。すっげー言いたい。)

☆ HikkenDokugo さんへ

リンクを貼ってくださったサイト、すごいですね。
貴重な書物を読むことができるんだ!!  びっくりしました!!

蓮如上人が言われた談合って、
それぞれの受け止めを語りあって、
それから、蓮如上人は、どうなるべきだと思い描いていたと思われますか?
私は、以前は、それぞれの受け止めを語り合って、正意はこうだろうって導き出すことを目的とされているのかな?と思っていました。
でも、今はそうは思っていません。
それぞれの受け止めを語り合って、
あきらかに正意と違ったとしても、
「あぁ、この人はこういう思いをされる人なんだぁ!」と思う内容であっても、
自分の思いを語るというところで完結しているのではないだろうか・・・。
そのように思っています。

その了解はちと・・・かもしれませんが^^

こんにちは。

> 蓮如上人が言われた談合って、それぞれの受け止めを語りあって、
> それから、蓮如上人は、どうなるべきだと思い描いていたと思われますか?

昔の話を読むと、昔は、いっこ、御法話をお聴聞したら(って、すっげー長距離歩いて行ってとかっていう命懸けだったりするわけですが)、そのあと、帰ってきたときに、ご領解は?って普段、しょっちゅう話を聞きにいっている、質問したりしているお坊さんが、必ず、訊いていますし、あるいは、顔を見る度に、ご領解は?って、先ず、必ずくお坊さんが訊いたりしてますね。

で、わざわざ、いろんな人に伝えたい、ま、後のひとにも伝えたいというので、語り継がれているような物語の場合、ま、異口同音で、決まっていて、

ご領解などというものは、ありません。ただ、この、わたしが救われると聞きました。

ですね。

現代語で言えば、人生、ひとそれぞれ、ユニークなものしかない。
ですから、うまくやるライフハック、裏ワザ、が、ない。
正解がない。

ひとそれぞれ、という意味は、ひとびとに共通の度量衡、物差しがあって、人々が数値化できて、ガウス曲線を描いて、標準偏差を出し、《平均》が《正常》ということが、ない。共通の度量衡がないのですから、ひとそれぞれが、完全に違うのですから、標準化、数値化ができない。かけがえのない人生しか、ない。

なんですが、これは腑に落ちる、落ちないですよね。

えーと、変な話、

ご領解などというものは、ありません。ただ、この、わたしが救われると聞きました。

と言っとけば《正解》なのかなぁ? その中身はどういう意味だろう???ってなことも有り得るわけです。

ひとにより、即っと腑に落ちるひともいれば、何十年考え続け、あああああ!そういうことか! いや、ほんとに文字通りなんですけどね、でも、文字通りに聞けないってことが有り得る。文字通りのことじゃなくって、意味というのは、言っていることとは違うことが意味だろう、っての、普通ですからね。文字通りに聞くっての、できちゃえば、ああ!なんですが、普通は、言っていることとは違うこととして、言わんとすることを想像しますから。

一切皆苦 と 言いますが、それ、すべてが苦しみ、ではないですね。厳密に言えば。そうではなくて、ひとつの例外もなくうまくいくものが、ない。

「一つの例外もなく~ない」、と、「すべてが~である」とは、実は、まったく違う。まるっきり違う。正反対。

「一つの例外もなく~ない」は、例外がないから、外枠がない。無辺。開放集合。

「すべてが~である」は、「すべて」とラベリングができている、レッテルが貼れている、つまり、外側から見ている。手のひらの上にのせて、一望俯瞰的に、全体知を得ている(るもり)。それは、外側に例外があるからで、例外が外枠を構成していて、例外がはっきりした輪郭になっているから、その、普遍の例外を排除した、それ以外の「すべて」という閉鎖集合が成立している。それは、排除された例外によって成り立つ「すべて」ですから、真の普遍では、ない。

「一つの例外もなく~ない」はそうではなくて、例外がない。含み入れられないものが、ない。だから輪郭がない。外枠がない。無辺。

うまくやる正解がない、ってのは、後者。

それは、そのつどそのつど、ケースバイケースしかありませんよ、ひとそれぞれですよ、《ザ・正解》がありませんよ、えーと、万人に承認される正解はありません、あなたが、そのつど、そのつど、知と情の限りを尽くして、生きなさい。万人に承認される正解を出す必要がない。万人に承認される正解を出せなくて、かまわない。あなたが、あなたの人生の主人公です。

(あなたの人生、死後の世界から振り返ったら、このことひとつに決まってますよ。考えたら当たり前ですが。「失敗」が失敗じゃないんです。待つことの意味を知るものは、いかなる妥協もする必要がないのです。願いに生きなさい。)

> 手のひらの上にのせて、一望俯瞰的に、全体知を得ている(るもり)。

タイプミスです。

手のひらの上にのせて、一望俯瞰的に、全体知を得ている(つもり)。

ひとつの例外もなくうまくいくものが、ない

ひとりの例外もなく、万人から、おお、あのひと正解!、すべての人々の模範!、と、すべての人から承認される、そうした、人生をおくるってものは、いない。

ザ・正解はない。

すべてのひとから、絶賛される、認められる善人とかってものは、ない。

ひとりひとりが違う。かけがえがない。共通の物差しがあって、数値化して、点数ついたりしない。多数決で、《平均》が《正解》だったりもしない。

で、そのような、相互に、まったく異なる、ユニークな、ひと(ま、領解とか、信心とか…)で、含み入れれないものがない、含み入れが続く時間が終わらない。完成しない、成就しない、受付終了、締め切りました、これまでに、入ったひとの「すべて」は…とならない。

含み入れられないものがない、含み入れが続く時間は、「すべて」という閉鎖空間では、ない。

含み入れられないものがない、含み入れが続く時、「すべて」が、成立しない。

異生が、異生のまま、救われる。

すべての人から承認されるような、絶対的善人になってから、救われるのでは、ない。

☆筆硯独語さんへ
コメント数が突然増えているので驚きました。
私の何気ない問い掛けに、真摯にお応えくださり、ありがとうございます。
キャッチボールしてて、軽く球を投げたら、162キロのボールが帰ってきた衝撃でした。

結局、人間の言い分は、人それぞれといえば人それぞれですけど、
同じ人がしゃべっていることも、時代背景や、そのときの体調や家庭環境で、想いはまるっきりかわりますね。
そのような人間が、語り合うことによって導き出すことも、やはり時代背景や環境によって左右されます。話し合うことが悪いとか意味が無いということではなくて。
語り合う前提に、「聞法」がある。
「談合せよ」とは、「聞法せよ」ということ。と、感じました。

ご丁寧に有り難うございます。

仰る通りですね。

小・中学生くらいの頃、わたしの見ているこの赤い花の赤aと、わたしの隣で同じ花を見ている友だちが見ている赤bは…違うとは言えない、言うことができない、そう言うことは不可能なんだけれども、言語化できないが、違いを知ることは、できないのだけれども、徹頭徹尾、違うのだろうなぁ~(どこで違うの?というと「心の外部」でなので、それ、考えられないですけれども)などというようなことを、誰もが、一度や二度は考えてみたことがあるのではないかと思います。

でも、リアル、不可能の領域、言語化できない領域、外部では、ひとりひとりが徹底的に違うときに、わたしたちは、この赤い花きれいだねぇ、ほんとだねぇ、と、会話することができるわけですね。

えーと、それで、何の不足があるのか、というと、ないわけで

そういうことが、ひとつ、ありますね。

で、佛教、いかなる基本的な語彙についても、誰も、万人が納得する意味の定義を出すことができないですね。わがことなので、ひとりひとり違う。

これは具体例を出すことが極めて困難な話ですので、こういうたとえ話で良いのかどうか…難しいところですが…

たとえば「称名」の「称」という佛典漢語を取り上げてみると、あるお経で、その文脈からして、元のサンスクリットはここでは語根 kirt キールト 「ほめる」だったのだろうなぁ~、その「ほめる」を漢訳者が「称」という漢字に漢訳したのだろうなぁ~としか取れないところがあったとします。

嘆称、歎称、称揚、ほにゃららスポーツ大会の閉会にあたり全選手の健闘/栄誉を称えます、称賛、称え辞…… に含まれる「称」ですね。

おおいにありえることです。「ほめる」以外の意味はサンスクリットを書いた人にはない。または漢訳者の意図は「ほめる」以外はない。

しかし、あるひとがその方ご自身の人生をそのお経のテクストに聞き、必死に、転げ回り、七転八倒し、もがいて、そこ「秤」だ!と読んだら一字一句読めるとかですね、口に出して言うって読んだら一字一句読める、読めるはずのない佛語が読めてしまう!という、佛正意とこのわたしのこころがぴしゃーっと合致という宗教体験、神秘体験をしたとします。

それ、真理ですよね。
正確さの話じゃない。真理の話をしているという。
正確さの領域から真理の領域へと進むという。

で、いわば中身、その神秘体験そのものですね、先に書いた、赤い花の「赤」、その人の固有の「赤」、それは、もちろん誰にも伝達不可能なんですが、やっぱり、「ここさ、秤だーと体験したんだよね…」という話はして良いわけですわね。してかまわない。というか、それどころか、それが佛教だという。それ、語れ、という。

☆HikkenDokugoさんへ
ありがとうございます。
「花の赤」の話。そういえば、そうですよね。それぞれの目に映る「赤」が、違うか、或いは同じかは、分かること不可能の領域ですよね。
にもかかわらず、「談合」することの意味について、「分かり合う」と受け止めていらっしゃる方が多い(私はそこに引っかかっているわけで。けっして否定しているわけではなく)
「赤」が共有できているのか否かすら分からないのだから、「分かり合う」「それぞれが認識している“赤”を統一」する必要はないんですよね^^ 気持ちが楽になりました。
語れ、語れ!ですね。

それにしても、「称名」の「称」・・・普通に訳せば、「たたえる」なんだけど、もっと奥底に「秤」と感じ取った人がいる。教えに聞いて聞いて聞き続けたからこそ、出てくる発想・想い・受け止めってありますよね。だからこそ、「談合」して共通理解にする必要もない。
「唱名」ではなく、「称名」 「称」は「秤」というところに、お念仏の有り難さを感じています。
南無阿弥陀仏

ご丁寧に有り難うございます。

たとえば、「称名」の「称」、一個、取ってみても、それほど、基本的な、基礎的な用語ですら、まあ、この具体例で、ほんとに100個、解釈だせって言われたら、うっ!となるので、なんなんですが、ま、理念的には、ものすごく基本的な語彙いっこでさえ、100人いたら、100通りの、意味(わがこと、生活、生きる、人生ってことからしたら、ひとそれぞれ…)、重さ、思い、経験、体験、価値、が、ある。

にーーもーーかーかーわーらーず!

かくも長きにわたり、諸先輩方が、私たちが、称ってね…、そうだねー、と、話し合いが続いてきている、その、歴史、系譜、に、対する、深い、深い、畏敬の念。

つまり、コトバに対する絶対的な信頼が、かくも長きにわたり続いてきており、わたしたちに届いているということに対する、深い、深い、畏敬の念と、感動…。

そういうことになりますね。

情報じゃない。知識じゃない。意味内容じゃない。

相続。

それは、もはや意味に立脚しない分節化。

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