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2015年4月

2015年4月 4日 (土)

2015年度 近畿大学入学式 つんく♂さんからのメッセージ

つんく♂(46)さん 2015年4月4日、母校・近畿大学の入学式での祝辞

平成27年度 近畿大学にご入学の皆さん 入学おめでとうございます!この大学の卒業生でもあります私「つんく♂」と申します。

正直言いましょう、今日のこの入学式には、近畿大学にひっしのぱっちで入学した人。狙い定めた入った人。結果的に(滑り止めで)近畿大学に入った人。いろんな人がいるでしょう。

でも、あなたにとってどの大学が正解だったんでしょうか…それはわかりません。ただ、ひとつ言えるのは、この先の人生で、あなた自身が「ああ、この大学に入ってよかったな。」という道を歩めば良いんだと思います。  なぜ、今、私は声にして祝辞を読みあげることが出来ないのか…それは、私が声帯を摘出したからです。去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。

そんな私に、「今年も近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!」と、この大学から依頼がありました。その時に思いました。「ああ、この大学を卒業してよかったな。こんな私がお役に立てるなら精一杯頑張ろう!」そう心に思いました。昨年末から何度も大学とメールでやり取りしたり、スタッフが伝言してくれたり、を繰り返しつつ、今日、この日を迎えました。

KINDAI GIRLSの皆さん、吹奏楽、応援部の皆さん、その他たくさんの学生の皆さんが、今日の日の為に夢中でレッスンしたり、準備してくれました。「みんなで一緒に新入生を迎え入れよう!」と。

ここまでの人生はもしかしたら受け身だった人もいるかもしれません。親が言うから…学校の先生がすすめたから…でも、もうすぐ皆さんは成人します。もう自分の人生を歩んで行くんです。後悔しても意味がないんです。今から進んでいくんです。自分で決めて進んで行けば、絶対に何かを得、そしてまた次のチャンスへと繋がっていくんだと思います。

私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います。

皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います。

近畿大学はどんな事にもチャレンジさせてくれます。だから何もしなかったら何もしないなりの人生をチョイスすることになるし、自分で切り開いていく道を選べば、きっと自分を大きく育てるようなそんな大学生活になるでしょう。

仲間や友人をたくさん作り、世界に目をむけた人生を歩んでください。私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んで行きます!

だから最後にもう一度言わせてください。皆さん、近畿大学への入学、本当におめでとう!「ああ、良かった!」と思える大学生活をセルフプロデュースしてください!

そして、今日のこの出会いに感謝します。ありがとう!

平成27年4月4日
近畿大学入学式プロデューサー つんく♂

2015年4月 2日 (木)

2015年4月のことば

人生に必要な知恵は
 すべて幼稚園の砂場で学んだ

          ロバート・フルガム

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先月に続き、長女が通っていた幼稚園からご縁をいただいたことばです。
卒園式にて、幼稚園から卒園児にフィルムケースがプレゼントされました。中には幼稚園の砂場の砂、そして1枚の紙が入っていました。気持ちを込めて折られた紙を広げると、下記ロバート・フルガム氏のことばが書かれていました。

こどもたちは、知りたい気持ちが旺盛です。なんでも吸収します。けんかをしても、仲直りができることを学びます。嫌いだと思っていても、ある日突然好きになることがあることを学びます。つまり、平等の大地に立っているのです。何も知らないのではなくて、大切なことを知っているのだと思います。
年を重ねて、知識や経験を積み重ねて得た知恵が、まるで山のてっぺんに向かって登っていくかのように向上していくと、おとなは思い込んでいます。でも、違うのだと思います。年を重ねて、知識や経験を積み重ねて得た知恵によって、視野が狭くなり、聞く耳の許容量が小さくなっています。
「友達と仲良くね」「嘘をついちゃダメよ」「悪いことをしたら、ごめんなさい、って言うのよ」・・・それが出来ないのは、そう言っているわたし自身です。誰とでも友達になることができて、「ごめんなさい」を言えるのは、砂場で遊ぶこどもたちの方です。
幼稚園の砂と1枚の紙。そのプレゼントを受け止めるべきは、パパやママ、おとなの側でした。幼稚園からのプレゼントというよりも、こどもたちからのプレゼントです。
こどもたちにも、視野が狭くなって、周りの人の声が聞けなくなる日は、誰にでも、いつか必ずやってきます。そんなときに、立ち帰る場所があるって幸せなことです。卒園式でもらった砂とことばは、立ち帰る場所。いつでも戻ってきて、自分を省みることができます。
親鸞聖人のおしえも同じです。迷ったときに立ち帰らせてくれる場所(ことば)です。誰もがみんな平等の大地に立っている。平等の大地の上で、みんなつながっている。そんな不思議に想いを馳せると、自然に手が合わさります。「南無阿弥陀仏」は、不思議だなと思う気持ちを 大切にしてきた人たちからのメッセージです。

『人生に必要な知恵は   すべて幼稚園の砂場で学んだ』

 All Really Need to Know
  I Learned in Kindergarten

人間、どう生きるか、どのように振る舞い、
どんな気持ちで日々を送ればいいか、
本当に知っていなければならないことを、
私は全部残らず幼稚園で教わった。
人生の知恵は
大学院という山のてっぺんにあるのではなく、
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。
私はそこで何を学んだろうか。

何でもみんなで分け合うこと
ずるをしないこと
人をぶたないこと
使ったものは必ず元のところに戻すこと
散らかしたら自分で後片づけをすること
人のものに手を出さないこと
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと
食事の前には手を洗うこと
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい
釣り合いのとれた生活をすること
―毎日少し勉強し、少し考え、
少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、
そして、少し働くこと。
毎日必ず昼寝をすること
表に出るときは車に気をつけ、手をつないで、
離ればなれにならないようにすること。
不思議だなと思う気持ちを大切にすること。

 ロバート・フルガム(池 央耿(いけ ひろあき) 訳)

   

掲示板の人形
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4月 暖かくなってきました。桜がきれいですね。

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