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2015年4月 2日 (木)

2015年4月のことば

人生に必要な知恵は
 すべて幼稚園の砂場で学んだ

          ロバート・フルガム

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先月に続き、長女が通っていた幼稚園からご縁をいただいたことばです。
卒園式にて、幼稚園から卒園児にフィルムケースがプレゼントされました。中には幼稚園の砂場の砂、そして1枚の紙が入っていました。気持ちを込めて折られた紙を広げると、下記ロバート・フルガム氏のことばが書かれていました。

こどもたちは、知りたい気持ちが旺盛です。なんでも吸収します。けんかをしても、仲直りができることを学びます。嫌いだと思っていても、ある日突然好きになることがあることを学びます。つまり、平等の大地に立っているのです。何も知らないのではなくて、大切なことを知っているのだと思います。
年を重ねて、知識や経験を積み重ねて得た知恵が、まるで山のてっぺんに向かって登っていくかのように向上していくと、おとなは思い込んでいます。でも、違うのだと思います。年を重ねて、知識や経験を積み重ねて得た知恵によって、視野が狭くなり、聞く耳の許容量が小さくなっています。
「友達と仲良くね」「嘘をついちゃダメよ」「悪いことをしたら、ごめんなさい、って言うのよ」・・・それが出来ないのは、そう言っているわたし自身です。誰とでも友達になることができて、「ごめんなさい」を言えるのは、砂場で遊ぶこどもたちの方です。
幼稚園の砂と1枚の紙。そのプレゼントを受け止めるべきは、パパやママ、おとなの側でした。幼稚園からのプレゼントというよりも、こどもたちからのプレゼントです。
こどもたちにも、視野が狭くなって、周りの人の声が聞けなくなる日は、誰にでも、いつか必ずやってきます。そんなときに、立ち帰る場所があるって幸せなことです。卒園式でもらった砂とことばは、立ち帰る場所。いつでも戻ってきて、自分を省みることができます。
親鸞聖人のおしえも同じです。迷ったときに立ち帰らせてくれる場所(ことば)です。誰もがみんな平等の大地に立っている。平等の大地の上で、みんなつながっている。そんな不思議に想いを馳せると、自然に手が合わさります。「南無阿弥陀仏」は、不思議だなと思う気持ちを 大切にしてきた人たちからのメッセージです。

『人生に必要な知恵は   すべて幼稚園の砂場で学んだ』

 All Really Need to Know
  I Learned in Kindergarten

人間、どう生きるか、どのように振る舞い、
どんな気持ちで日々を送ればいいか、
本当に知っていなければならないことを、
私は全部残らず幼稚園で教わった。
人生の知恵は
大学院という山のてっぺんにあるのではなく、
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。
私はそこで何を学んだろうか。

何でもみんなで分け合うこと
ずるをしないこと
人をぶたないこと
使ったものは必ず元のところに戻すこと
散らかしたら自分で後片づけをすること
人のものに手を出さないこと
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと
食事の前には手を洗うこと
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい
釣り合いのとれた生活をすること
―毎日少し勉強し、少し考え、
少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、
そして、少し働くこと。
毎日必ず昼寝をすること
表に出るときは車に気をつけ、手をつないで、
離ればなれにならないようにすること。
不思議だなと思う気持ちを大切にすること。

 ロバート・フルガム(池 央耿(いけ ひろあき) 訳)

   

掲示板の人形
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4月 暖かくなってきました。桜がきれいですね。

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