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2014年12月23日 (火)

外道が好き

「私は、“外道”という言葉が好きです」
さだまさしさんが紹介されていた、ブライアン・バーグガフニさん(長崎総合科学大学教授)のことばです。
(2014年12月9日(火)「読売新聞」夕刊)

「私は、外道という言葉が好きです」
そのこころは、
「“私の道”だけが道ではなく、
“私の道”の外にも道があることを認めるという心の広さに驚いた」
とのこと。
日本人に、そのような心の広さを感じ取り、30年ほど前にカナダから長崎に移住されたそうです。
お父さまは牧師さんですが、ご自身は禅に惹かれ、仏門に入られたそうです。

「外道(げどう)」とは、元々仏教のことばで、「仏教以外のおしえ」を意味します。そこから派生して、道を外れた者、あるいは、人の道を外れさせる教えや人物などを意味して使われます。
「この腐れ外道が!!!!」なんて文句もありますね。
つまり、あまり良い意味で用いられるのはないのです。「外道」とは。
でも、ブライアン・バーグガフニさんは、「外道ということばがすきです」と仰る。“私の道”の外にも道があることを感づかせてくれる言葉だから。

自分の想いの中に閉じこもっていると、けっきょく何も受け入れられなくなります。
自分の想い以外にも、たくさんの道があった!!(人の数だけ道があった!!)という驚きは、私のこころの許容量を広げてくれます。
「この道しかない」という発言は、あまりに周りが見えていないことの告白でもあります。

“外道”ということばを味わってみたいと思います。

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