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2014年8月27日 (水)

情報は多面的に

作家の村上春樹さんが、8月23日英国エディンバラの国際ブックフェスティバルに出演して、お話をされたそうです。
そのお話の内容が、25日の朝刊で紹介されています。
が、取り上げる部分の違いがあまりに大きいので、朝から目を覚まさせてもらった気分です。

「読売新聞」
村上さんは対談で、作家になった理由を尋ねられ、「団体に所属する必要もないし、会議に出る必要もなく、上司を持たなくてもいいからだ」と答え、会場を沸かせた。(中略)「東京に引っ越し、(関西弁から標準語に)話し言葉を変えた」と述べた。「これは非常に大きな変化だった。関西に住み続けていたら、小説をかくことはなかっただろう」と振り返り、環境の変化も作家になることに影響したことを示唆した。

「東京新聞」
作品(「ねじまき鳥クロニクル」)は1980年代を生きる主人公の物語に、ノモンハン事件など旧満州での別の物語が絡む。戦争という歴史の相対化作業を日本は怠ってきたと指摘する村上さんは「残忍な歴史は、私たち次第で悪夢にも財産にもなる。小説には歴史がとても重要だ」と話した。

「読売新聞」は、村上さんが作家になったきっかけについて語った部分を伝え、「東京新聞」は、作品の背景に内在する想いについて語った部分を伝えています。
どちらも対談で村上さんが発したことばでしょうから、嘘ではありません。が、どこを取り上げるか、何を伝えるかで、その内容はまったく色合いの違うものになるなぁと感じました。

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コメント

あ~そうですか~、まことにまことに受け取り方、何を伝えようとするか、違うんですねえ
実は私、昨日は「聖典学習会」真宗会館に参加してきました、初めての参加です。
池田先生のお話で、聖典の206ページ天親菩薩造論説・・・・から、
そして「浄土とは?」すべてのよきひと、あしきひと・・・・というお話が中心でした。
後の座談でまったく受け取り方が違うことに驚きました、特に男性諸君ですが、言葉の意味づけ歴史、そして何先生のお話によると云々、
といったような類の発言で、私にはなにがなにやら理解が出来ませんでした。
しかし、一人若い女性が(多分寺属のかた)「なんでもかんでも言葉を取り上げて追求して白黒つけたがるが、聞法は聞いて聞いて訊ねていくことで、自分の心に問うことでしょう・・・」と言うようなことを言われて、やったー!!と叫びたくなりました。多くの方が同感しておられたようです。
次回の学習会は10月ですが、楽しみです。

☆佐智子さま
コメントありがとうございます。
池田先生のお話はいかがでしたか? 大学の先輩になります。
私も行きたかったのですが、自坊のつどいのため、欠席でした。
男性は、プライドや優越感が強いのですかね。
せっかくの聞法…プライドや優越感を脱ぎ捨てたいものです。

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