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2012年10月13日 (土)

目に見えないものも、かたちとなって現われる

「一如のいたみ」というタイトルで、長々と想いを綴ったときに紹介した福島県二本松市の佐々木道範さん(二本松市真行寺副住職 同朋幼稚園が併設されています)。
佐々木さんは、NPO法人「TEAM二本松」を立ち上げ、、「食品の放射能測定」「子供たちの生活空間の除染」「子どもたちの一時保養(疎開)」を中心に活動をされています。
しかし現実は、いまもなお屋外で、青空の下で思いっきり遊ぶことが出来ない福島の子どもたちがいます。
その子どもたちのために「TEAM二本松」は、「福島の子どもたちを思いっ切り外で遊ばせる活動」を目標とされました。
その内容は、以下の通りです。

「二本松市街から車で15分の岳温泉。二本松市街の空間線量が0.8マイクシーベルト/hであるのに比べ、この岳温泉地区は0.2マイクシーベルト/h。ここに空グランド(空地)を手に入れ、徹底的な除染で0.1マイクシーベルト/h未満の、子供たちが遊んでも全く放射能の心配のない、綺麗な芝生グランドを作りたい。そして、送迎手段として大型バスを手に入れ、二本松市街から15分で子どもたちが外遊び出来る環境を作りたい。」

この壮大な目標を立てられ、そして、子どもたちが思いっきり遊べるグランドが出来ました。
佐々木さんの幼稚園の運動会が10月20日に開催されるそうです。12日には運動会の練習を行いました。子どもたちの楽しそうな声が、青空の下響き渡ったそうです。

目標をお聞きしたとき、「そんなことできるの?」と正直思ってしまいました。でも、彼らは成し遂げました。
グランドを使えるようになるまでには、多くの人たちの協力と想いがありました。
グランドや大型バスの提供者・除染をし、土をならし、芝生を植え付けたボランティアの方々、佐々木さんと想いを共にする人々。
そして迎える幼稚園の運動会。
子どもたちが大声ではしゃぎながら走り回れることの幸せ。
そういう場を、想いのある人々が創り出し、維持していかなければいけない現実。
放射能は見えないけれど、原発事故後、いろいろなものが見えてきます。
(本当は、原発の事故が起こる前からいろいろなものが見えていたはずなのに、見えてなかった、見ようとしなかった私がいます。そのことも見えてきました)

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今日(2012年10月13日)は、娘が通う幼稚園の運動会が開催されます。
運動会なんて年中行事で、開催が当たり前のように思いがちです。でも、開催に際して多くの方々の協力があって初めて成り立つのですね。
TEAM二本松の活動報告を知り、運動会(だけではないけれど)開催の有り難さ・喜び・感謝を感じています。
 
  

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