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2012年6月29日 (金)

子どもたちが駆け回る姿を、想像しなければならない世の中なんて

娘が通う幼稚園で、有志のお母さんが、年少組全体での遊びを企画してくださいました。
保育時間が終わり、富士見ヶ丘グランド(旧NHKグランド)に自由集合・自由解散。広い広いグランドで、子どもたちは思い思いに遊びます。ボール・シャボン玉・かけっこ・花摘み・松ぼっくり拾い・・・。子どもたちは好き勝手に遊びます。お母さんたちは、ビニールシートを敷いて仲良くおしゃべり。
うちも、妻と娘がグランドに行きました。私は寺で次女のお守りをしていたのですが、行ってみたくて、遅れてグランドへ。
グランドは、野球をしていた頃はよく通っていましたが、腰痛を患ってからご無沙汰です。久しぶりに足を運びました。入口を入って、広い草っぱらの奥の方に集団がいました。次女と一緒に歩いて行くも、妻や長女の姿は見えないし、お父さんの姿が一人もいない(平日だから当然か)・・・。妻と長女はトイレに行っていたので、すぐに戻ってきましたが、とても場違いな 冷や汗をかいていました。
私が来たものだから、長女は大喜び。「あそぼ あそぼ」の大合唱。
持ってきたボールを思いっきり遠くへ蹴って、娘と駆け出します。ボールを蹴ってはまた走り、ボールを蹴ってはまた走り、そのうち他の子も寄ってきます。広いグランドで、汗かきながら思いっきり遊び回る。すぐに息がきれました。こどもたちは「もっと もっと」。体がついてゆきません。でも、楽しい。
仰向けに倒れ、空を見ながら思いました。こんな ちょっとの幸せが、出来ない、制限されている子どもたちがこの日本にいる。耳に入ってくる子どもたちのはしゃぐ声。こういう声も響いていないんだなぁ。遊ぶことも、駆けることも、そのうえで出てくる笑い声も、すべて奪われてしまった子どもたちがいる。そんな宝物を奪う権利が、誰にあるのさ!! 

スックと立ち上がり、娘の手を取って、グルグル回転しました。回転を止めて娘を置くと、私も娘もフラフラで立っていられません。でも、娘は「もっと もっと」とせがみます。手を放さないようにしっかり繋いで、またグルグル・・・フラフラ・・・グルグル・・・フラフラ。三半規管が強くない私は、気持ち悪くなってきました。娘はもっとやってほしそうです。そして、娘のはしゃぐ声に引き寄せられて、気付けば他の子も集まってきました。万が一手を放してしまって怪我をさせたり、グルグルが体に合わない子もいるかもしれないから、「ごめん、グルグルはなし」と、子どもたちに謝りました。私自身の頭がグルグルしながら(気持ち悪かったぁ)。

お父さんひとり・・・子どもたちと(いっても数人だけど)一緒に走り回りました。
「みほちゃんのパパ、若いね」って、妻は声をかけられたそうですが、その晩に体中がきしみ、次の日は体がだるくて動きませんでした。年です。もう少し普段から体を動かさねばと思いました。

福島県二本松市に住む子どもたちを、放射線量の少ない土地で、思いっきり遊ばせてあげたい。そのために活動している朋がいます(NPO法人 TEAM二本松)。
その活動を、一人でも多くの人に知ってもらいたいです。
頑張っている人がいることを。
思いっきり遊ぶことが出来ない子どもたちがいることを。
頑張らせてしまっている私、遊べなくしてしまった私がいることも。

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