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2012年4月29日 (日)

西蓮寺永代経法要2012

2012年4月29日(日) 西蓮寺永代経法要
日本に仏教を伝えてくださった聖徳太子。「南無阿弥陀仏」のお念仏に生きられたインド・中国・日本の七高僧。宗祖親鸞聖人は、これらの先達を讃えておられます。先達のおかげで「南無阿弥陀仏」のお念仏に出遇え、   苦悩のままに生ききる人生をいただいた、と。
親鸞聖人亡き後も、念仏をよりどころとして生きられた人々の歴史が、こんにちに続いています。
「永代経法要」とは、亡き人に対する永代にわたるご供養をする法要ではありません。念仏とともに生ききられた人々の歴史が、私にまで届きました。そして、「南無阿弥陀仏」と私が口にすることを通して、これからのいのちを生きられる人々に、念仏は伝わります。
仏法に触れる場・仏法を聞く人の誕生が、後の場・人を誕生させてゆきます。その歴史が永代に続く場が「永代経法要」なのです。つまり、今を生きる私のための法要なのです。
今日という場は、私に先立って生ききられた方が、我が身をもって用意してくださったのです。私が、亡き人のために手を合わせるのではありません。先往く人のご縁が、私に手を合わさせてくださるのです。
南無阿弥陀仏

(西蓮寺永代経法要2012 参詣者に配布するプリントより)

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