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2011年8月28日 (日)

“蚊”は、夏の風物詩でないと…

アブラゼミやミンミンゼミの声に混じって、ツクツクボウシの鳴き声も聞こえます。
夏の終わりを感じさせます。
  
8月も終わりに近づく ある日、毎朝お会いする方に声をかけられました。
「おはようございます」
「おはようございます」
「ねぇねぇ、今年の8月は、蚊が少なかったよねぇ」
「えぇ、少なかったと思います。でもね・・・」
  
蚊が少ないと感じた方はいらっしゃいますか?
確かに、少ないとは思うのですが、実はこれから、蚊は活発化してくるのです。
8月に蚊が少なくなったけれど、9月の方が蚊が多くなったと思います。そのことは、数年前から、境内の掃除をしていて感じていました。8月に猛暑の日が増えた頃から(何年から?と言われると困りますが)、8月よりも9月の方が、蚊が増えた気がします。
私たちが、“節電”と思いつつも ついクーラーのリモコンに手を伸ばしてしまうような気温は、蚊にとっても暑くて、活動しないようです(専門的に調べたわけではありません)。気温が下がってから活動が活発化するのだと思います。ですから、ここ数年は、秋のお彼岸にも蚊がけっこういます。実は その対処もしています。お墓にお参りにみえた方、お気づきではないと思いますが。
  
気温が下がり、雨が多くなりだした今頃のような気候こそ、蚊の活躍の時期なのです。
「でもね・・・」の後、そのような話をしたら、
「じゃぁ、これから蚊取り線香の季節なのですね」って。
「えぇ、そうですね」
夏は過ぎますが、蚊取り線香のにおいは、これからのお付き合いになりそうです。 
   
  
以上は、ある朝の会話です。
冗談交じりで話せていますが、温暖化が深刻化し、日本もより暑くなると、冗談では語れない状況が訪れます。
蚊は、マラリヤなどの媒介となります。日本ではあまり聞きませんが、病気の媒介者となる虫です。東南アジアの国によっては、ボウフラを発生させないために水たまりを作らない、作ってはいけない決まりがあるようです。
もし温暖化が進み、日本でもそのような決まりごと(法律や条例)ができたとしたら・・・。たとえば、お墓の花立て。水のたまる場でもありますが、認められないことになるでしょう。お花を挿してお水を入れないとか、一旦お花を挿して 持って帰るとか、造花を挿すようになるとか、お花そのものを挿す習慣がなくなるかもしれません。
花立てどころの話ではありません。植木鉢で植物を育てることも、夏にプールで遊ぶことなどもできなくなってしまいます。
そのようにならないように、温暖化を食い止める努力が必要です。先ずできることは、やはり“節電”です。
    
  
「温暖化」と、数回書いていて思い出しました。倉本聰さんが仰っていました。
「温暖化」という表現は間違いだ。「温暖」というのは心地よい暖かさのことを言う。気温の上昇した様子は、「温暖化」ではなく「高温化」だ。「温暖化」なんて言葉でごまかしてはいけない。
(というようなことを仰っていたと記憶しています。間違いやニュアンスの違いがあったらごめんなさい)
   
「高温化」にともない、この夏に体調を崩した方もいらっしゃると思います。
また、夏から秋への移り変わりの時期も体調を崩しやすいものです。
どうぞお気をつけて、お体お大事になさってください。

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