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2011年2月27日 (日)

孤悲に孤悲して

ブログには、どのようなことばを検索して辿り着いたのかが分かる機能があります。当ブログに「孤悲」で辿り着いてくださった方がいます。5年半前に書いた文章です。「恋」という字は「孤悲」と書いていたと知り、その感動を書いたものです。久しぶりに読み返しました。以下に再び載せさせていただきます。

   
   
万葉の昔 「恋」を「孤悲」と書いていました

ひとり(孤)さみしく あなたを想う 悲しい気持ちです

恋をして わたしを想ってくれる人と出会い さみしさなんてなくなるはず
なのに ますます さみしく 悲しく想う
孤悲の気持ちがわたしを覆う

いつも いつまでも 一緒に居たい
ひとり 悲しい想いが 切なくて

気持ちがあたたかくなるときもあれば
さみしくて 悲しいときもある
どちらも「孤悲」

うれしい 腹が立つ かなしい 楽しい
好き 嫌い 愛しい 憎い

感情はさまざまな想いがごちゃ混ぜになっている
孤悲をして、うれしくて 悲しくて 楽しくて 愛しくて だけど憎いことも
腹が立って、嫌いで 憎くて うざくて だけど愛しい

ひとつの感情に ひとつの性格だけならどんなに気持ちが楽だろう
ひとつの感情に さまざまな想いが同居している だからいつまでも悩んでしまう

でも、
ひとつの感情に ひとつの性格だけならば、
 人は誰とも生きてはいけない
  誰かと居てうれしくても、うれしさは続かない
  腹が立って人を遠ざけて、気付いたらひとりぼっち 
  哀しさがわたしを覆った後
  楽しくない現実に出会う

ひとつの感情に さまざまな想いが同居している 
 だから人は誰かと生きていける
  誰かと居てうれしくて、腹が立って、哀しくて、でも楽しくて、
  憎さの中に愛があり 愛の中に憎さがある
  優しさの中に憂いがあり 憂いの中に優しさがある
  濁った心に清流が流れ 清流の中に濁りは取り込まれる
 
さまざまな感情があるようだけれど 実は感情ってひとつだけ
ひとつだけの感情に さまざまな想いが詰まってる

孤悲しい…
「悲」という字は、心を両手で引き裂いている様を表わしています
うれしさも かなしさも 心引き裂かれるほどの 想いの 表われ

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