お彼岸な一日⑧
9月26日(土) お彼岸最終日
天気に恵まれた秋のお彼岸。早いもので最終日です。
みなさま、ようこそお彼岸にお参りくださいました。
ブログの検索ワードで、「お彼岸を終わってからもお参りしていいのか」とありました。
お彼岸の前でも、後でも、お彼岸中でも、いつでもお参りください。
ご注意いただきたいのは、
お参りにみえてお墓だけをお参りするのではなく、お寺の出入りの際に、本堂の前で、ご本尊に手を合わせ、合掌礼拝を心がけてください。真宗の門徒の方は「南無阿弥陀仏」とお念仏申しましょう。
お彼岸のお参りというと、亡き人に対するご供養の意識が強いと思います。それゆえ、「お彼岸を終わってからもお参りしていいのか」と、時期やタイミングが気になるのだと思います。
しかし、お参りは、亡き人との縁を通して、私が、私自身を見つめるときをいただくのです。
亡き人の供養のためではなく、自身の今を見つめるため。そういう時間を、私がいただいています。
いつか死を迎えることがわかっているいのちを、そんなことを気にせず生きている私。幸せを願いながらも、不幸を作り出している私。平和を願いながらも、和を乱して生活をしている私。お参りをされて、いろいろと振り返ることになります。
お参りは、亡き人のためではなく、私自身のため。亡き人は、大切な時間を私にあたえてくださっています。
お参りはいつされてもかまいません。どうぞお参りの時期・作法など気にせずに、お参りできるときにお参りしてください。
ちなみに、私は「お墓参り」とは書かず「お参り」と書いています。お参りすべきは「お墓」ではありませんので。
ご本尊にお参りする、つまり南無阿弥陀仏と念仏申すこと…それがお参りの大事です。
妻の帰省(遅い夏休み)に付き添って、秋田に来ています。
娘は、生まれてから一ヶ月は秋田で過ごし、それから東京に来ました。それ以来、七ヶ月ぶりの秋田です。
秋田のジィジ バァバ オジチャンは大喜びです。 秋田空港に迎えに来てくれたオジチャンは飛行機に乗ったことがないそうで。娘は4回目の飛行機でした。
写真は、秋田空港にいたスギッチです。秋田県職員をされています。