永代経法要 おみがきの会
4月22日(水) 西蓮寺永代経法要にむけて、おみがきの会を開催いたしました。4人の門徒さんが集まってくださいました。
会を始めた当初は、本堂の仏具のおみがきと、本堂のイスをふいてもらうだけでした。が、お集まりくださる方々も慣れてきて、そのおみがきはすぐに終わってしまうので、今では本堂の窓・柱・講師の机・欄干等々、いろいろなところを水拭きしてくださいます。
昨日は快晴だったので、窓を開け放して、新緑薫る中、気持ちよくおみがきができました。
三ヶ月に満たない娘も、おみがきの会に参加させました(座布団の上で寝ているだけですが)。赤ん坊がいると、雰囲気が変わりますね。門徒さんが掃除のあいまに顔を覗き込みます。とても嬉しそうでした。
4月29日の永代経に向けて、おかげさまで本堂がきれいになりました。ありがとうございます。
おみがきが終わったら、きれいになった本堂でみんなでお勤めして、それからお昼ご飯。
おみがきの会をやっていない頃は、寺の者だけでおみがき・掃除をし、一日かかっても終わりませんでした。でも今では、11時から始めて、12時半には終わってしまいます。とても助かります。
いろいろとお話しながら、楽しく、美味しくお昼ご飯。
29日の永代経当日が楽しみです。
永代経法要、今年のお話は、高山崇さん(京都のご本山東本願寺勤務)。
私の学生時代の後輩ですが、そのご縁でお話を頼んだのではありません。高山さんには、昨年、研修会で本山に行ったときにお世話になりました。
御修復中の御影堂を案内してもらい、要所で説明をしてもらいました。前回明治期の御修復時、大工さんの多くは真宗門徒であり、修復作業に行く前と帰ってから、毎日宿で「正信偈」をお勤めし、教えに触れ、座談をされていたとのこと。本山の両堂に託された真宗門徒の想いを、聞かせていただきました。話を聞いて、とても感動しました。
2011年に宗祖親鸞聖人の750回忌が勤まります。その宣伝はしていても、御遠忌に託された想いや意味をお伝えしてこなかったような気がします。今年の永代経法要は、高山さんにご出講いただき、真宗門徒が大切に受け継いできた教えや想いをお話いただきたく思い、講師を依頼しました。
簡単にではありますが、娘の披露もさせていただきます。
永代経法要にお申し込みくださいました皆様。お待ちしています。お楽しみに。
« 親鸞聖人に人生を学ぶ講座 | トップページ | 怒り、そして冷静に… »
コメント