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2008年9月 1日 (月)

2008年9月のことば

Dscf2025
  影が教えてくれるのは
   そこにある悲しみだけじゃない
  うつむく顔を上げて振り返れば
   そこにある光に気付くだろう

     コブクロ「ここにしか咲かない花」より
 
私は、音楽は詞よりも曲を楽しむ方なので、歌詞カードを見て、詞を味わうということをしません。しかし、車の運転中にコブクロの「ここにしか咲かない花」を聞いていたとき、このフレーズがこころに響きました。
  影が教えてくれるのは
  そこにある悲しみだけじゃない
  うつむく顔を上げて振り返れば
  そこにある光に気付くだろう

この詞が響いてきた瞬間、親鸞聖人の恩徳讃と重なりました。
  如来大悲の恩徳は
  身を粉にしても報ずべし
  師主知識の恩徳も
  ほねをくだきても謝すべし

その重なった世界を詩にしてみました。聴いてください。
 
     

私が歩む道は、今歩んでいる道しかない
 他の道があったわけではないし
 他の道があるわけでもない

あのとき他の道を選んでいたら…
人生には、たしかに岐路がある
しかし、
 「あのときあっちの道を選んでいたら」
  と振り返ってみても、
あっちの道は消えている
いや、初めからなかったのだろう
私が歩むべき道は、
 この道ひとつしかなかったのだから

あの道 この道、どちらへ進もうか…
人生には、たしかに選択肢がある
しかし、
 「どちらの道がふさわしい道か」
  と悩むけれど、
さまざまな縁の重なりの中で
たくさんの人々との出会いの中で
私の歩む道は決まっている
道は選ぶものではなく、歩むもの
 
この道を歩んできたのは、この私
 たとえその道がつらい道であっても
 たとえその道が悲しい道であっても
  この道を歩めたのは、この私だから
  この道を歩めるのは、私以外にいない
 
このつらい道の
この悲しい道の
次の一歩は、
 どうやって踏み出せばいいのだろう
次の一歩は、
 どこに踏み出せばいいのだろう
 
つらさ消すことを模索する人もいる
悲しさ消すことに腐心する人もいる
 
つらい出来事を解決するために
 前向きになるのではない
悲しい出来事から逃れるために
 涙をぬぐうのではない
私の身に起きた出来事は
 私が私となるための事実
 
つらさ悲しさをなくすためなら
 逃げてしまえば簡単だろう
しかし、こころまでは逃げられない
たとえ逃げても、
その逃げた道が 私の歩む道
 
私が歩む道は、今歩んでいる道しかない
他の道があるわけではないし
他の誰かが歩むわけにもいかない
 
うつむく顔を上げて
今までの歩みを振り返ったならば
そこにある光に気がつくことだろう
振り返った私に、光が射したのではない
今までも、現に今も、これからも、
私には光が射している
ずっと光の中を歩み続けていた私
 
やりきれないつらさ
ぬぐえない悲しみ
それらを抱えて人生を歩む姿が、
身を粉にしてまで
骨を砕くほどに生きている姿
 
そうまでして いのちを生きていけるのは
私を生かそうとする光が
私に届いているから
 
「雨上がりの道は泥濘(ぬか)るむけれど
今ここに
生きている証を刻むよ」
 (コブクロ「ここにしか咲かない花」)
 
この泥濘るみの道に、私の生きた証を刻む
綺麗に舗装された道が、私の歩む道ではない
泥濘るみの道を、一歩一歩、
ゆっくりゆっくり歩み続ける
 
泥濘るみの道を歩むからこそ気付ける
 さまざまな縁
 人との出会い
 そこにある光
この道は、私が歩むべき道だった
この道を歩めるのは、私以外にいなかった
 
光が射しているからこそ、
この道を歩むことができる
生きている証を刻みながら
 
     
 
西蓮寺門前の掲示板に、月替わりで人形を飾っています。
9月の人形は、ガラス細工のバッタ(左)とクサヒバリ(右)です。今にも動き出しそうな、精巧なガラス細工です。
坊守が、京都高台寺前の「ねねの道」を歩いているときに立ち寄ったガラス細工屋さんで買ってきました。
Dscf2027

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コメント

こんな歌詞がはやるのはみんな苦悩
してるからなんだと思います。
人間 他人を攻撃したり他人の不幸を蜜の味
と感じなくなったら幸せになれるのに、
だからスマップの歌って心でわかっててもできないから流行るんですよね。
ちなみにゲイ?(この表現が正しいのか知りません)の方も他人攻撃しない傾向にありますよね
。間違ってたらごめんなさい。

☆大さんへ
お返事遅くなって申し訳ありません。
ことばが響くのは、
分かっちゃいるけど できないからか、
自分の中に その魂が眠っているから。
コメントありがとうございます。
コメントするのは、なにかしら響くところがあったから。
その響きを確かめ、大事にしてください。
 
ある意味攻撃的な私より(ご存知でしたね

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