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2008年4月 9日 (水)

ひとりでなんでもはできないけれど

花まつりでは、地元の石材店さんにお手伝いしていただいています。
西蓮寺のベンチとテントを、会場の称往院さんに運んでもらいました。
その際、石屋さんがテントウェイト(テントが飛ばないように支える重し)を持ったとき、「重て~!!」と言ったそうです。(現場に私はいませんでした。住職から聞いた話です)
住職が、「普段運んでる石(墓石)の方が重たいでしょう」と言うと、
「いや、石はなんともないんですよ。でも、このウェイトは重たいなぁ」との返事が。
 
テントウェイト一個の重さは10㎏。普段運んでいらっしゃる石は、もっともっと重いはずです。自分も、たまに敷石を動かしたりするのですが、ひとりで持てるものではありません。でも、テントウェイトはふたつ持って歩いたりします。
墓石を運ぶ石屋さんが、石は大丈夫でも、ウェイトは重たいという。面白いなぁって思いました。
でも、プロだなぁって思いました。石を、どこを支点にして、どのように持てば持ち運べるのか、見極めているのだと思います。それだけに、普段手にしない、小さくて重量の詰まったウェイトを持ち上げたら、とてつもなく重たく感じたのでしょうね。
 
重たいものでも軽く持ち上げられる。
軽いものでも重たく感じる。
石だけの話ではなく、日常の出来事や、悩みごと、仕事の内容にも通じるものだなと感じました。
 
つらいことでも、何とか乗り越えられる。
ちょっとしたことでもつまづいてしまう。
得手な人が、不得手な人の分をカバーしてあげればいい。
でも、不得手な人だからって、なにもかも不得手なわけではない。
得手な人だって、不得手なこともある。
自分が出来ることを、出来ない人の代わりにやってあげればいい。
でも、自分が出来ないことを、やってもらえることもある。
ひとりで何でもはできないけれど、
人が集まれば、だいたいのことは補い合える。
 
テントウェイトから、そんなことを学びました。 

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コメント

ご坊守様の誕生日が釈尊と同じとは!! 釈尊の
再来ではないですか?? 本日の聞法会でお会いした時に、心の中で拝ませていただきました。

人は人間関係の中で生きる。生かされていることがもはや関係以外の何ものでもないと感じさせられた一日でした。ありがとうございました。 

☆やすさんへ
昨日は聞法会にご参加いただきまして、ありがとうございます。
皆さん、お話したいことが沢山おありなのか、先月今月と、活発に意見が出て面白かったですね。やすさんにも発言していただき、お話が聞けて嬉しかったです。物事の捉え方というものは、人さまざま、千差万別、多種多様。自分の思いだけでお話してしまうことの、恐さ、傲慢さ、何も見えていない姿を気付かせていただきました。
やすさんはじめ、ご参加の皆さま、ありがとうございます。
まさに関係を生きていますね。

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