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2007年6月 7日 (木)

今、いのちがあなたを生きている①

6月2日
「宗祖親鸞聖人750回御遠忌 東京教区お待ち受け大会」
聞き書き
   
<内容>パネルディスカッション
      芹沢 俊介氏(評論家)
      清水 眞沙子氏(青山学院短期大学教授)
      武田 定光氏(真宗大谷派因速寺住職)
 
(武田さんのコメントより)
御遠忌のテーマ「今、いのちがあなたを生きている」は、
親鸞聖人の「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人(いちにん)がためなりけり」(『歎異抄』)
というお言葉に通じるものがあるように感じます。
 
テーマを煎じ詰めると、「南無阿弥陀仏」ということに尽きます。
テーマも南無阿弥陀仏も、永遠に私を揺さぶります。
   
テーマの意味が分からないとよく耳にしますが、意味が分かってしまったら、テーマも南無阿弥陀仏も死んでしまいます。

(ちょっと つぶやき)
テーマにある「いのち」とは、何を指すのでしょうか。
人それぞれ、思い描くものがあると思います。答があるわけでもありません。
 
武田さんは、無量寿、阿弥陀如来であると教えてくださいました。そして、テーマの「あなた」という言葉を受けて、「親鸞一人がためなりけり」と教えてくださいました。

弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり
「阿弥陀如来の、衆生を救いたいと願うおこころを、よくよく考えてみますと、この親鸞一人のためのものであったのだなぁ」という親鸞聖人の感動の声。
「親鸞一人」という響きから、よく誤解されてしまいますが、「自分だけが救われていた」ということではなくて、「この私に、阿弥陀如来の慈悲の感得があったということは、すべての生きとし生けるものに、阿弥陀如来の慈悲が注がれているに違いない!!」という確信の声です。
 
   
「今、いのちがあなたを生きている」
「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり」
  
  
「いのち」とは「阿弥陀如来」であると示してくださる方は多々いらっしゃいましたが、テーマを親鸞聖人のお言葉に引き当てて示していただいたのは初めてでした(私にとって)。
テーマも、阿弥陀如来の慈悲も、分かろう分かろうとしてしまうけれど、分かったと思っても、その理解は私だけのもの。しかも、その瞬間だけのもの。時間が経てば、また想いは変わる。つまりは、分かりえないもの。
でも、「分からない」から「無い」のではない。分かろう分かろうとするのは、そこにあるから。
今、いのちがあなたを生きているのです。

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