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2007年3月 6日 (火)

北風と太陽

北風ピューピュー
旅人は、コートで身を包みました。
北風はもっと強く吹きました。
旅人はもっと強く身を包みました。

北風がやみ、太陽がサンサンと照り始めました。
旅人は、コートを脱ぎました。
 
北風が、旅人を苦しめる象徴のようだけど、
旅をしてれば風が吹くこともある。
雨が降ることだってあるだろう。
風や雨が旅人を苦しめるのではない。
旅をしていれば、避けては通れない、当然の出来事。
その当然の出来事に、“苦しめられている”と勘違いしてしまう。
私を苦しめるのは、自我・我執・煩悩。
コートやレインコートや傘が、それらの象徴。
旅の途中での、避けては通れぬ出来事に、コートや傘で身を守る。
避けては出来ぬ出来事が、強大ならば強大なほど、強く固く身を守る。自我や我執で自分を守る。

そんな私に照り続ける太陽は、仏の慈悲。
雨が降っていようが、風が吹いていようが、その間も太陽は私を照らし続けている。
 ずっと旅人を見ている。
 ずっと旅人を照らしてる。
 ずっと旅人を守っている。

雨もやみ、風もやみ、心地よい陽ざしに、こころは踊る。
さぁ、苦から解放された…かといえば、私の手にはコートや傘が。手放せないんだなぁ。
 
人生という旅路を歩む、私の姿。

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