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2007年3月 1日 (木)

2007年3月のことば

 Pict0188_2
     三月の風と
     四月のにわか雨とが
     五月の花をもたらす

          イギリスの諺
  
からだ突き刺す風
こころ湿らす雨
たとえ私の人生に立ちはだかっても
風と雨とが花をもたらす
風と雨がなければ
花は咲かない

こんなはずじゃないのに
どうして分かってくれないんだ
たとえ私の歩みがとまっても
つらい想いは生きる力に変わる
つらい想いがなければ
私はどこまで思い上がることだろう

追い風
慈悲の雨
一人で生きていると思っていても
知らぬところで支えられている
支えがなければ
私はなにひとつできやしない

風雨に耐えることがなかったならば
花が色鮮やかに咲くことはない
風や雨がない人生に
いのち輝く瞬(と)間(き)はない
快晴ばかりでは
身もこころも枯れてしまう
   
   
いのち終えるとき
思い巡らすわが人生
たとえ心残りがあっても
後の人はあなたを慕(おも)う
私が生きた証(あかし)は
後の人が見出す

大切な人との別離(わかれ)
亡き人を慕い 流す涙
哀しみに押しつぶされて
こころに刻まれる亡き人の面影
先行く人が作った道すじ
咲き往く人の道すじを 私は訪(とぶら)う
 
死は 誰にでも訪れる
 死から
 先の人を慕い
 後の人を導くことがなかったならば
 人の死は 私の死
 生きながらに死んでいる私

 死が
 先の人を慕い
 後の人を導くからこそ
 人の死は 私を生かす
 人生に花を咲かせる

どんな花を咲かせているんだろう
どんな花が咲くんだろう
   

 
March winds and April showers bring forth May flowers

(付記)
3月14日、西蓮寺聞法会がありました。
その席で、門徒のおばあちゃんが
「副住職、今月のことば好きだわぁ。でも、詩も素敵ねぇ。よく見つけてきたわねぇ」
「あの…自作なんです」
「えぇっっっっっ Σ( ̄ロ ̄lll) 」
そんなに驚かなくても^^;

Pict0185_1


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コメント

人生にも雨や、風の吹くときがあるものですね。
でも、それはいつか咲く花のための恵みなのかもしれません。

いま、自分は雨風の中にいてそれでも感謝の心を忘れないように。そう念じてます。

☆たかさん こんばんは
「感謝の心を忘れない」
私が感謝できるのは、感謝されているからかも知れませんね。阿弥陀さまから。

幸せだから感謝するのではない
感謝しているから幸せなのです
(私の好きな法語です)

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