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2007年1月29日 (月)

道楽

「道楽(どうらく)」
現代では「道楽」はあまり良い意味では使われないですね。怠け者とか、賭け事好きとか、本業そっちのけで趣味にふけることを道楽といい、そういう人を道楽者とか道楽息子と言います。
 
「道楽」の「道」は仏道を意味します。
ですから、元々「道楽」とは、仏道を歩み、人生を楽しむこと(人)です。
「楽しむ」ということも、今風の、欲望が叶って楽しいな♪的な「楽」ではありません。
人の世を生きる苦楽も、酸いも甘いも知り尽くし、「これが人生!!」と前を向いて歩けることを「楽しい」と表現するのだと思います。
 
「楽」には「願い」という意味も含まれています。
人生を願いを持って生きるという意味にも通じますし、
阿弥陀如来から「生きろ(南無阿弥陀仏と念仏申せ)」と願いをかけられている私という意味も含まれます。

「道楽」
仏道を歩み、阿弥陀如来のはたらきを受け、自身も願いを持ち歩む。
こんな贅沢はありません。
そんな贅沢から派生して、現代使われているような「道楽」という意味になったのでしょうね。
今風の「道楽」に、目の前の楽しみはあるかもしれませんが、一生を通した楽しみが果たしてあるでしょうか。
  
元々の意味の「道楽」を極めつくすことをなんと言うかご存知ですか?
「極道(ごくどう)」と言います。
仏道を極め、人生の師となる。
「極道」とは、誰からも尊敬されるべき存在なのです。

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