仏像
昨日、上野の東京国立博物館へ「仏像 一木にこめられた祈り」を見に行きました(こちら)。
仏像に囲まれ、穏やかな時間を過ごしてきました。
ひとつひとつの仏像を丁寧に拝見し、「あぁ、この仏像を彫った仏師には、仏さんが見えてるんだろうなぁ」って感じました。
奈良平安時代に彫られた仏像が、1200~1300年の時を経て、今私の前に現われてくださっている。仏像を彫らしめた仏の願い、仏像を彫った仏師の祈り、仏像を拝んできた人々の想いが伝わってきました。
11月5日までの限定展示「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」
特に時間をかけて見て来ました。いや、その美しさに見とれてしまい、そこから動くことが出来ませんでした。特に背中の美しさに魅せられてしまいました。見に行ってよかったぁ。
11月7日から最終日の12月3日までは「十一面観音菩薩立像」が展示されます。こちらにもお会いしたいのですが、行ける時間が取れそうもなくて(TT) でも、時間や機会はつくるもの。会いに行きたいと思います。
ダリ展やベルギー王立美術館展や大エルミタージュ展にも心惹かれますが、ぜひ「仏像」展にもお出かけください。
そういえば昨日、来館者が10万人目に達したそうですね。記念品は「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」の写真の額。いいなぁ^^
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仏像展へは私も行きたいと思っています。向源寺の「国宝十一面観音立像」が来てから、ナントカ行く機会を作りたいと思っています。十一面観音様は酒瓶(?)を手に下げていらっしゃるのがイイですね。頭に恐ろしい顔が付いているのは不気味ですが。
投稿: まつ | 2006年11月 2日 (木) 15:03
☆まつさん こんにちは
あの酒瓶は何を表わしているんでしょうね。
「もう一本いかが?」って言われているような気になりました^^?
十一面観音、たくさんいらっしゃってましたが、よく見ると、恐ろしい顔をしたのもあれば笑っているのあって、いろいろな顔がありました。
正面からだけではなく、横や後ろからも見られる配置になっているので、十一面すべて見ることができます。
「向源寺の国宝十一面観音立像」…お会いしたいですねぇ。
投稿: かつ | 2006年11月 2日 (木) 15:57