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2006年10月14日 (土)

生きんとする生命

私は
生きんとする生命にとりかこまれた
生きんとする生命である
          
            アルベルト・シュヴァイツァー

「瑞々しい花を見て、散りゆく花を見て、いのちを感じました」なんて書いてきたけれど、私が感じても感じなくても、私のいのちは、生きよう生きようとしているのですね。
   
「なぜ生まれてきたんだろう」
「生きていてもつまらない」
「生きることの意味がわからない」
すべて私の想いにすぎない。
私の想いがどうあろうと、このいのちは生きよう生きようとしているのです。

生きることに傲慢になっていたかもしれません。
生きることに思い上がっていたかのかもしれません。

いのちは、
それを愛そう、愛そうとしている者のものであって、
それを傷つけよう、傷つけようとしている者のものではない。

                         お釈迦さま「白鳥の話」より
   
   
(追記)
今日のことば「私は 生きんとする生命にとりかこまれた 生きんとする生命である」。
前から知っていたのではなくて、昨日、本を読んでいて目に飛び込んできたことばです。
最近“花”について書き綴っていましたが、だからこそ飛び込んできたのでしょう。本を読んでというよりも、パラパラとめくっていただけなのです。それなのに、このことばが目に留まりました。
「お前なぁ、いのちを感じるなんて書いてるけど、お前の周りには生きんとする生命がいっぱいあるんだぞ!! 生きんとする生命にとりかこまれて生きているんだぞ!! お前自身の生命も生きんとしているんだぞ!!」
って呼びかけられているように感じました。
有り難いことです(;人;)

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