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2006年9月14日 (木)

いつまでも

昨日書いた阿那律(あなりつ)さんについて もうひとつ。

視力を失ったアナリツ。自分の衣の縫い物をしようとしましたが、針に糸が通りません。アナリツは言います。「どなたか、針に糸を通す功徳を積んでもらえないでしょうか」

「私にその功徳を積ませていただけませんか」

その声、その雰囲気…声の主はお釈迦さまでした。

「お、お釈迦さま!! お釈迦さまにそのようなことをしていただくわけにはいきません。それに、すべてを悟ったお釈迦さまが、これ以上功徳を積む必要がありましょうか」

「アヌルダよ、悟りを求めることに終わりはないのですよ。私も生涯をかけて修行しているのです。私に功徳を積ませていただけませんか」

お釈迦さまは、アヌルダの手から針と糸を受け取り、糸を通されたのでした。


さとりが完成することはない。求める こころ に終わりはない。
生きるということは、常に問いを持ち続けるということ。常に求めるということ。

南無阿弥陀仏

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