« 現在を生きる | トップページ | あぁ無常 »

2006年8月 6日 (日)

夏 長崎から

61年前の8月6日、広島に原爆が落とされました。
8月9日には長崎に原爆が落とされます。

戦争の哀しさ、平和への願いを込めて毎年8月6日に長崎でコンサートを開いている方がいます。
さだ まさしさんです。
今の時期、戦争や平和について考えます。本当なら「今の時期」だけだはなく、常に考え続けていなければいけないことなのですが、それでも何も考えないよりはましだとコンサートを開き続けてきました。

「広島では≪広島平和音楽祭≫というものが開催されているけれど、なぜ長崎には無いんだろうね?」と、さださんが友人に問うと、「お前がやらないからだ!!」と、長崎弁で言われたそうです。それがコンサートを開くきっかけになったとのこと。

坊守(母)が長崎出身という話は何度か書いてきましたが、そのせいかどうか、幼い頃から さださんの音楽に聞き馴染んできました。
コンサートは今年で20回目です。
まだ2回目か3回目の頃、夏休みで私が長崎に遊びに来てたので、親戚が整理券を手に入れてくれて、コンサートに行ったことがあります。
コンサート…無料なんです。ひとりでも多くの人と想いを共有したいということの表われなのかもしれません。
さださんの“無料”コンサートがまだ定着してなくて、そんなに広くない市営の広場で開催されてたと記憶しています。その後コンサートは定着し、広く知れ渡り、趣旨に賛同する歌手の方々が一緒に参加されるようになり、どんどん規模が大きくなっていきます。何回目からだろう、稲佐山という山の広い野外ステージで開催されるようになりました。

コンサートは今年で20回目です。そして、「FINAL」。最終回です。
「継続は力なり」と言いますが、継続していると それが当たり前のことになってしまい、当初の想いが薄れてしまう(なくなってしまう)ことがあります。やってる方も、参加している方も。
さださんもそういうことを感じられたのだと思います。
数日前の深夜、NHKでさださんの番組を放送してました。終わり頃に気付いたので、ほとんど見られませんでした(TT)
「コンサートが必要なのかどうか。当初の願いは達成できたのではないだろうか。
もし必要とされるのなら、また始めるし、役目を終えたのなら、ここで終わってもいい」
そのようなことを語られていました(もし受け取り違いでしたら、申し訳ありません)。
20年続けてきて、見直してみたくなったのでしょうね。あるいは、20年やってきたものがこれからどう動き出すのかを見てみたくなったのかもしれません。

継続してきたものを止めるのは、とても大変なこと。
でも、もっと大変なのことは、継続してきたものを一旦止めて、しばらくしてから さらに再開すること。
さださんはそんなこと百も承知だと思う。でも、とりあえず今年でコンサートを止める。
このことは、さださんの覚悟の表われでもあり、「次は君たちの番だよ」という想いのバトンリレーでもあると思う。
自分が出来る形で、戦争について、平和について考えていく、語り合っていく。
「君がやらないで誰がやるの?」 そういうメッセージだと想いました。

« 現在を生きる | トップページ | あぁ無常 »

コメント

音楽大好きで、「さだまさし」さんも好きでよーく聞いてます。
 実はここ最近、仕事の休憩時間にずっと聞いていました。
歌詞、メロディ、ギターのフレーズetc・・・
のどれも心に響くものがあり、ジーンとしてしまいますね。以前新聞の通販で、全十巻セットのビデオを衝動買いしてしまった事があります。やっぱり買って良かったですよー! (泣きました)

☆teruさん こんばんは
さださん いいですよねぇ。
いろいろなセットが販売されてますよね。
どれを買おうか、実は迷っていたりして。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 現在を生きる | トップページ | あぁ無常 »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ