テイク アンド ギブ(現世利益)
6月12日に「現世利益」について書きました(こちら)。
現世利益って、
自分が信じたから、祈ったから、頼りとしたから、お金を出したから、
願いが叶いますように、不幸が起こりませんように、こころの安らぎが得られますように、
という図式になっていませんか?
言ってみれば「ギブ アンド テイク」
でも 私って、
自分の嘘に振り回され、
信じることも徹底できない存在。
そんな私が、自分の想いを土台にした信仰心を掲げたところで、砂上の楼閣でしかない。
そんな「ギブ」に「テイク」を期待してしまう図々しさ。
現世利益について考えていて、「テイク アンド ギブ」ってことばが浮かんできました。
合掌して南無阿弥陀仏を称えるご縁をいただけたこと
(祈るご縁、お題目を唱えるご縁、自分の出遇ったご縁に置き換えてください)
そのこと自体が、すでに「テイク」。
自分が信じて、利益を求めるのではない。
すでに私が信じられていた。ご利益をいただいていた。
だから私が南無できる。
手を合わすことすらできないはずの私が、
手を合わすことができる驚き。
それが現世利益。
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コメント
昨日は因速寺様のサイトを教えていただきまして、ありがとうございました。早速、講演の概要を読ませていただきました。「曽我先生は宗門の碩学というより世界的な宗教者である」という旨、まさに同感ですね。しかし「世界的な宗教者」という一般的評価がなされていないことは、誠に残念なことですが、やはり真宗と他宗教・一般常識とが正反対の方向性を持っていること、それは他力と自力の違いということが原因だと感じます。
その曽我先生も仰るとおり「如来が私を信じてくださっているから、私が如来を信じることが出来る」。それ以上のご利益など要らない。まさに驚き、不可思議です!!
投稿 やす | 2006年6月22日 (木) 17:54
☆やすさん こんにちは
先日は聞法会にお出かけいただき、ありがとうございます。
「曽我先生は宗門の碩学というより世界的な宗教者である」
私もそう思います。思いますが、曽我先生が聞いても、なんともおっしゃらないでしょうね^^
そのように評されることよりも、
「如来が私を信じてくださっているから、私が如来を信じることが出来る」驚きを感じられる一人がいることを喜ばれる気がします。
今、12年ほど前に読んでいた『十住毘婆沙論』の資料を読み返しております。
投稿 かつ | 2006年6月23日 (金) 10:05
仰るとおり曽我先生は他からの評価など気になさらないでしょうね。「一宗の繁昌」を歓ばれるでしょうね。
私の『十住毘婆沙論』の解釈は下記のページで進行中です。慎重に読ませていただきながらの解釈ですし、『中論』の解釈も並行して進めていますし、体調の悪さもあってナカナカはかどりません。『中論』と併せてことしいっぱいに出来上がればいいと思っています。お暇な時にご覧いただけて、ご指南、ご教示をいただければ幸いです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ym7m4ovz/jujubibasharon.htm
投稿 やす | 2006年6月23日 (金) 15:07
☆やすさん こんにちは
HP拝見しました。
びっくりです。丁寧な解釈をされてますね。
パラパラっと『十住毘婆沙論』をめくっていたのが恥ずかしいです^^;
ご指南、ご教示いただくのは私の方です。
投稿 かつ | 2006年6月24日 (土) 15:02