葛藤
「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」という番組があります。
一度見てみたいと思ってはいるのですが、まだ見たことがないです。
まだ見たことがないのに、内容について語るのは失礼ですが、
友人が「太田さん格好よかったよ」と熱弁してくれたので、書きたくなりました。
爆笑問題…
見ない日がないほどテレビ出演されていて、
雑誌でコラムを書き、
本も多数出版されています。
それだけ沢山自分の想いを主張をする場を持っている。
太田さんは
「人を傷つける気はなくても、傷つけてしまうことがある。
自分の言いたいことが伝わらないこともある。
どうやったら自分の言いたいことが伝わるのか、いまだに分からない」
と、表現することの難しさ・怖さを語られていたとのこと。
あぁ、見たかったなぁ。
表現者が そのようなことを公に言うのって、とても勇気がいることだと思う。
でも、そういう気持ち・苦悩を持ちながらも表現せずにはおれない。
まさに表現者。
それを放送してくれたテレビ局も「やるなぁ」と思いました。
でも よく考えると、私たちの日々の言動だってそうですよね。
知らないうちに人を傷つけているかもしれない。
伝えたいことがうまく伝わらない。
どうやって伝えたらいいのかわからない。
メディアを通しているかいないかの違いだけ
(メディアを通している分だけ風当たりも強くなるけれど)。
だからといって、自己表現することを止めて生きてはいけない。
自分の発言によって傷つく人がいる(そんな気はなくても)。
自分の発言が間違って受け取られかねない(あぁ、そうじゃないのに)。
そういうことに気が付いていることが大事なことだと思う。
その葛藤を抱えながらも、伝えたい想いがある。伝えずにはいられない。
傷つく人もいるかもしれないけれど、想いを受け止めてくれる人はきっといる。
誰もが抱えているはずの葛藤なんだから。
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