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2006年4月13日 (木)

イマジン

人々が平和に暮らすことを想像しよう

2001年9月11日 ニューヨーク同時多発テロが発生しました。
テロ後、ジョン・レノン夫人のオノ・ヨーコさんがニューヨーク・タイムズ紙に広告を掲載しました。
白地のページにの「イマジン」の一節だけを載せた広告でした。
“ジョン・レノン”“オノ・ヨーコ”“イマジン”など表記せず、
人々が平和に暮らすことを想像しよう
とだけ書かれていました。
名前など出さない方がより効果的で、メッセージはすべてこの一節に込められているから。

テロ後、平和・愛国心・連帯を訴える広告が多数出されました。団体や企業の名のもとに。
発信主をハッキリさせておく責任もあるけれど、それぞれの団体や企業が、それぞれの名のもとに連帯を呼びかける矛盾もある。

テロ後、ジョン・レノンの「イマジン」は業界の自主規制により、放送が控えられたと聞きます。
なぜでしょう?
国を越えて、(自分たちに危害を加えたものをも含めて)全世界が平和に暮らすことを拒んだからでしょうか。
日本でも教育基本法に「愛国心」の表記をするしないが議論されていますね(思いっきり妥協案が出てきたような気がしますが)。
愛国心」を持つということは、「自分さえよければいい」という思いと表裏一体だと思います。
自・他といった想いを越えたところで平和について考えなければ、平和を願ったつもりが更に争いを招いてしまいます。
   
   
「ジョン・レノンの『イマジン』は、想像することの大切さを私たちに訴えているよ」
…仏教青年会でそう教えられて、そういえば、テロ後にオノ・ヨーコさんが広告を出してたなと思い出しました。

「テロ後に門徒さんに、『こういうことが起きたら嫌だ』って想い続けてくださいって訴えました。
なにかしよう、なにか出来ることはないか、なにも出来ないとか考える前に、
二度とこういうことは起きてほしくないと想い続ける、その想いが大事だって言いました」
…そのように話してくれたお坊さんもいらっしゃいました。想い続けることの力の偉大さを感じました。

     念ずれば花ひらく 
                坂村 真民

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コメント

そうだと思う。イメージなんだと。自分がどうしたいか?どうなりたいのか?イメージする事大切だと思う。
それを現実に出来たらもっと素敵かなって思う。難しいけどね。でも、願えば叶うっていうしね。

☆ARIさん こんばんは
「願えば叶う」
…そうあって欲しいですよね。
 でも、その願いも、個人的な願い(欲望)っていうのじゃなくて、
 生きるために、生命の奥底から湧き出てくる願いだと思うんですよね。
 生命の奥底から出てくる、誰もが持っている願い。
 そういう“願い”を“イメージ”というのかもしれない。

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