« 傷つけないやさしさなんて… | トップページ | わたしは傷を持っている »

2006年1月26日 (木)

傷ついたのは…

傷ついたのは、生きたからである。
                     高見 順

人と接するということは、
 誰かに傷つけられることでもあるし、
 誰かを傷つけてしまうことでもある。

誰かに傷つけられる
 こころの傷は、簡単に癒えるものじゃない。

誰かを傷つける
 意図的に傷つける人もいるかもしれないけど、
 自分でも気付かないうちに人を傷つけていることがある。
 いや、そっちのほうが遥かに多い。
 他人の刃には敏感でも、自分が持っている刃には鈍感なもの。
 
誰かに傷つけられ、誰かを傷つけ、それが怖いからと人と接することを遠ざける。
しかし、ひとりぼっちという孤独が私を傷つける。

私を傷つけるのが人ならば、
私を助けるのも人。

「傷つける」と「助ける」
「傷つける」人ばかりでもないし、「助ける」人ばかりでもない。
「傷つける」があるから「助ける」が成り立ち、
「助ける」があるから「傷つける」が生まれる。
矛盾するものが、必然として存在する。

「キズ」という響きが、つらさ哀しさを連想させる。

自分を奮い立たせる ことば や音楽。
自分を省みた想い。
それらを“胸に刻む”。

感動的な景色や場面。
それらを“目に焼き付ける”。

刻んだり、焼いたり…ことば を変えれば“傷”ということ。

つらさ 哀しさだけじゃない、自分の身に起こるすべての出来事が“傷”として私に刻み込まれていく。
傷ついたのは、生きているから。

« 傷つけないやさしさなんて… | トップページ | わたしは傷を持っている »

コメント

かつ様、こんばんは。

傷って、ネガティブなイメージを持っていましたが、
解釈次第では良い意味にもなるのだなぁと思いました。

傷を持てば持つほど、深みのある人間になれるのかしら・・・。

☆じゅり様 こんばんは
解釈してしまうのは、私の“想い”ですものね。
ネガティブに受け取ろうがポジティブに受け取ろうが、“傷”そのものは私の人生に必要なものとして(必要だからこそかな)刻まれるのでしょうね。

お忙しいご様子。無理なさらないでくださいね。
息抜きにブログに遊びにきてくださいませ。

ありがとうございます。

改めて、もう一度、読み返したら
涙がほろほろこぼれてきちゃって、、、不思議。

かつ様の記事って、読むごとに新しい発見があって
深さを感じます。

また、来ます♪

☆じゅり様 こんばんは
「新しい発見」がある時って、自分のこころが動いている時。
なにもないときに読んでも、なにも感じない。
こころの琴線に触れたのは、生きているから。
じゅり様ありがとう。

“じゃがポックル”美味しそうですね^^

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 傷つけないやさしさなんて… | トップページ | わたしは傷を持っている »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ