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2006年1月25日 (水)

傷つけないやさしさなんて…

傷つけないやさしさなんて偽物じゃないやろか
                     森 毅

真実を知るということは、苦しむということなのかもしれない。

大切な人を 苦しめたくないから嘘をつく。
嘘は嘘を呼び、雪だるま式に大きくなっていく。
大きくなった“嘘”という雪だるまは融けることなく、本来進むべき険しい道をふさいでしまう。
大切な人は、きれいに舗装された道を進んでいく。本来進むべきはずのない道を。
どんどん どんどん進んでいく。
なんの変化もない道は、視覚を奪い、思考を奪う。
人生という景色を眺めることもなく。
生きていると言う実感を味わうこともなく。
次第に、あなたのことも忘れて行ってしまうだろう。
いつか障害にぶち当たった時、大切な人は、その障害を乗り越えられるだろうか。
それともまた きれいに舗装された道をさがすのだろうか。

      
真実を知らせるべき時がある。
いや、わざわざ知らせなくても、自然と身につけていくはずなのだ。
生きるということは、苦難の連続であるということを。
人は老い、病気になり、いつか死ぬ。
“苦難”といったけれど、“必然”なこと。
すでに用意されていた道なのかもしれない。

やさしさ…相手のことを慕ってのこと。
その“やさしさ”によって、大切な人は
 きれいに舗装された道を歩んでしまうのか、
 すでに用意されていた道を進めるのか。

傷つけないやさしさ…誰を傷つけないのか。
“大切な人”かと思ったけれど、この私自身のことかもしれない。
自分が傷つくことなくやさしくしても・・・
 いや、自分が傷つくのが嫌だからやさしくするのか。
「人の為と書いたら、“偽”という字になりました」
自分を傷つけないやさしさなんて偽物じゃないやろか。

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コメント

傷 という文字の記事が ふたつ続いて
かつさんは、お元気なんだろうか・・と立ち止まった私です
電話番号(ご講話のです^^)を控えたまま、お電話すれば声が聞けるのだと思いながら、なんでしょう ダイヤルできない私がいます^^
今年の抱負は 自分を差し出すことなのかなぁ・・ いろんな意味で
傷つくという意味においても・・・ なんて思わせていただいております

☆美雨さん こんにちは♪
私は元気ですよ
いろんなことが頭の中を巡っていて、
ちょっと感傷的になってるかもしれないけれど^^

テレフォン法話ですね
聞き逃した方がけっこういて
「何話したの?」なんて尋ねられます
「まぁ、過ぎたことはいいじゃない。またの機会に」なんて応えてます


自分を傷つけないために、優しくする・・・

嘘をつく、見なかったふりをする。
あ~ある、ある、と思ってしまいました。

相手の方と波風を起こさないために。
その場の雰囲気を壊さないために。
その他、とっさに自分を庇ってしまって言わないとか。

計算高いわたし。
立ち回りのうまいわたし。

たまには、猫になり寝ていたい わたし。
どれも、わたし。
ほとけ様の手の上で踊っている わたし。

ところで、西蓮寺の四季を久々みました。

とても、雪が積もったのですね。
きれい・・・

       南国九州より。

☆ねこ吉さん ニアミスです
記事をアップしたらコメント入ってました。
ありがとうございます。

どんなにもがいても、
どんなに頑張っても、
どんなに自分を飾っても、
どんなに自分に嘘をついても、、
たとえ何もしてなくても、
どんな時でも、自分はほとけ様の掌の中の存在なんだなぁと思うことがあります。
そんな わたし。

雪はきれいでした。
今、
融けて土がグチャグチャか、
氷と化して滑りやすくて とても危ない状態です。
写真でお楽しみくださいませ^^

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